「Gear VR with Controller(SM-R324)」のレビュー、専用コントローラーでリアルなゲーム体験が可能

投稿日時 5月 13th, 2017 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース, ピックアップ記事, ブログ
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新たに専用コントローラーが付属する Samsung Gear VR の 2017 年モデル「Gear VR with Controller(SM-R324)」を入手したので早速レビューをお届けます。


Gear VR は Galaxy スマートフォンを利用して VR のアプリやゲームを楽しむためのデバイスで、米国では $129 で販売されていますが、実際に VR コンテンツを利用するには、後に示する対応の Galaxy スマートフォンが必要です。スマートフォンとセットで使うごく一般的な “スマホ VR ヘッドセット” の中では高価な製品になりますが、本体には視野角の広いレンズ、タッチパッド、モーションセンサーを搭載しているため、モバイル VR のデバイスの中ではクオリティの高い VR 体験が可能です。

Gear VR はこれまでに 3 機種が発売されています。今年発売された2017 年モデルは基本的に、本体側面のタッチパッドやボタンを使ってアプリやゲームを利用しますが、新たに Bluetooth 接続の専用コントローラーが同梱しており、特に VR ゲームではより直感的な操作が可能になったのが大きな改良点です。

▲ 同梱品はGear VR本体、ハンドルコントローラー、頭部ベルト(側頭部と頭頂部)、Micro USBのアタッチメント、Type-Cコネクタのアタッチメントは最初から付いていました




VR ヘッドセット本体は Galaxy Note 7 と一緒に発売された一つ前のモデルをベースに開発されています。そして、2017 年モデルは 101 度の視野角を持つ 42mm レンズを採用したほか、高度な歪み補正技術を追加しています。映像の歪みは軽減されています。

▲ 外観や持った感じで前作と大きく変わった印象はありません。調節ダイヤルやボタンなどの配置も従来のままのようです



▲ クッションの形状や広さ、硬さも前作とほぼ変わらず、メガネの上からでも装着可能。




スマートフォンを VR ヘッドセットに装着する方法は USB Type-C と Micro USB に対応しています。アタッチメントを付け替えると両方で使用できます。公式の対応機種は Galaxy S7 / S7 edge、Galaxy Note 5、Galaxy S6 edge+、Galaxy S6 / S6 edge、Galaxy S8 / S8+ です。

▲ 開封時には USB Type-Cのアタッチメントが取り付けられています。




2017 年モデルの特徴は冒頭でも紹介した専用コントローラーです。大きさは Daydream View のコントローラーとさほど変わりませんが、エアガンを握るようにして持つ形状なのでグリップしやすく、電池分の重さもあって適度な重量感があります。しっくりくるといった感じです。持ちやすさや握りやすさでは Daydream View のコントローラーよりも断然良いと言えます。

コントローラーにはタッチパッド + 方向キー、ホームボタン、戻るボタン、トリガーボタン、ボリュームボタンのほか、9 軸のモーションセンサーが内蔵されています。

▲ 握る部分とタッチパッド+トリガー部分は「へ」の字に曲がっています。




コントローラーで可能なことは Oclus Home の各種操作と対応アプリの操作です。Oculus Home の場合、コントローラーで目の前に現れる丸いポインターをモーションジェスチャーで操作する形になります。もちろん、側面ボタンも同時に使用できます。


コントローラーはヘッドセット本体のボタンやタッチパッドの機能を全てカバーしていますが、例えば、Netflix のようにコントローラー非対応のアプリだとタッチパッドの操作は可能ですが、方向キーやトリガーは誤操作します(どれも “上” を選択してしまう)。完璧に操作できるのは対応を謳っているアプリに限られます。

Daydream View のコントローラーには無いトリガーボタンは Oculus Home や UI 操作では基本的に “決定キー” として機能します。シューティングゲームの場合は弾を発射するなどのアクションを実行できます。他のボタンは本体ボタンと同じです。

▲ トリガーボタンは先端にあります。




コントローラーとスマートフォンは Bluetooth でペアリングします。ヘッドセット本体にスマートフォンを装着すると、セットアップウィザードで Oculus アプリのアップデートやコントローラーとのペアリングを行うプロセスが実行するので、その流れに沿って作業すればセットアップは完了します。難しいことは何もありません。



コントローラーに対応したアプリは Oculus Store で「Gear VR Controler 対応」のカテゴリで配信されています。この中からダウンロードしたアプリはコントローラーで操作できます。現時点では、対応しているアプリはゲームを中心に 50 個弱です。大半は有料ですが、中には Facebook 360 や「Dead and Buried」などの無料アプリもいくつかあります。




本記事ではアメリカ西部劇をモチーフに銃撃戦を繰り広げるウエスタン FPS「Dead and Buried」を使ってコントローラーの使用感を確かめてみました。



ポインタや操作機能はコントローラーを持つ手の動きに合わせて反応するので、全体的にはタッチパッドや市販のゲームコントローラーよりもリアルに近い感覚で操作できます。ただ、手の震えにも敏感に反応するので、ポインタが画面上を小刻みに動きます。そのため、ボタンをタップするような細かい UI 操作には慣れが必要だと感じました。

Dead and Buried での実際の操作だと、プレイヤーの銃や手がモーションセンサーの動きをほぼ正確に検知していました。弾の発射や手で何かを掴むといったアクション、コントローラーを持つ手を内側に素早く撚ると弾を装填できるなど、コントローラーを持っている手はゲーム中の実際のアクション上手くリンクしており、まるでゲームの世界にいるかのような体験ができたと思っています。コントローラーの存在意義は非常に大きいことを実感しました。

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