Xperia XZ1 Compact(G8441)のレビュー

投稿日時 10月 2nd, 2017 by juggly 投稿カテゴリ » ピックアップ記事, ブログ
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Sony Mobile の 2017 年モデルの中でハイスペックながらも非常にコンパクトな「Xperia XZ1 Compact」のレビューをお送りします。

Xperia XZ1 Compact は 4.6 インチの小さなディスプレイを備えたコンパクトサイズの筐体に、Xperia XZ1 に匹敵するスペックを備えたモンスターマシンです。同時に発売された Xperia XZ1 と多くのハードウェアを共有していますが、解像度、ROM 容量、バッテリー容量は下げられており、その分、価格も安くなっています。

今回、Xperia XZ1 Compact は海外の通販サイト Etoren で調達しました。同店には日本人のスタッフも在籍しており、サポート面ではけっこう安心できます。

■ Etoren
URL : https://jp.etoren.com/collections/sony-xperia-xz1-compact

Xperia XZ1 Compact のカラバリは White Silver、Black、Horizon Blue、Twilight Pink の 4 色で、今回入手したのは爽やかなブルーが印象的な Horizon Blue を選びました。なお、Xperia XZ1 Compact にはシングル SIM 版の「G8441」しかありません。




まず紹介するのはコンパクトなボディです。129 x 65 x 9.3mm / 143g という寸法からも予想できるように Xperia XZ1 Compact はかなりコンパクトです。Xperia XZ と比較するとその差は一目瞭然。ただ、過去に発売された Xperia Z5 Compact よりも若干大きいようでした(関連記事)。




外装は、Sony と神戸製鋼が共同開発した独自素材のアルミフレームとゴリラガラス、プラスチック素材のバックカバーで構成されており、フレームの縁にシルバーのアクセントが施されています。表面は全体的に滑らかで手によく馴染みます。




右側面には指紋リーダー付きボタン、ボリュームボタン、シャッターボタンがあります。




SIM と Micro SD のカードスロットは左側面にあります。キャップ式なので SIM ピンは不要。スロットもそれぞれ独立しています。




USB コネクタは Type-C で、3.5mm オーディオジャックは上側にあります。




バックカバーはサラサラ質感のプラスチック素材です。




ディスプレイサイズは 4.6 インチ(1,280 x 720 ピクセル)なので、使う人によっては見づらいと感じるかもしれません。その点はスペックからも明らかなので、Xperia XZ1 Compact が欲しいという方はこの点を納得していると思います。Android 8.0 Oreo はフォントサイズと表示サイズを大きくできるので、もし見づらい場合には拡大することをおすすめします。




私の場合、フライトシミュレーター「X-Plane」やバイクレースゲーム「Moto GP Racing」で遊んでみても、ゲームが続けられないほど極端に見づらいと思うことはありませんでした。十分実用的なサイズだと思います。




ディスプレイに関連して、画面の最高輝度は比較的高く、晴れた屋外でも非常に見やすいと感じました。また、Xperia XZ1 のように HDR には対応していませんが、Xperia XZ Premium に導入された動画の自動補正機能もあるので、映像は比較的綺麗です。




Xperia XZ1 Compact のスペックの中で注目されるのは Snapdragon 835 プロセッサ(MSM8998)を搭載している点でしょうか。現状、このプロセッサは各社のフラッグシップモデルにか搭載されていません。つまり、Xperia XZ1 Compact はフラッグシップ級の性能を発揮する機種となります。

実際に操作してみると UI の滑らかは段違いと言うレベルで、いくつかの 3D ゲームをプレイしても映像がカクカクすることもありませんでした。また、Antutu のベンチマークスコアは 15 万点台だったので、性能は申し分ないレベルだと評価できます。




Xperia XZ1 と Xpeira XZ1 Compact は Android 8.0 Oreo を標準搭載しています。これは Pixel / Nexus 以外では初めてのことです。




Google が Android Oreo に施した変更によって、ピクチャー・イン・ピクチャーや通知チャンネルなどの新機能を利用することは可能ですが、残念ながら、ユーザーインタフェースや独自機能に関する部分では Android Nougat 時代のファームウェアと大差ありませんでした。この点は少し残念です。




Sony Mobile の Android Oreo には「3D クリエイター」と呼ばれるリアルタイムの 3D スキャンアプリが搭載されており、人の顔や模型など何でも 3D モデル化できます。こういったアプリがスマートフォンに組み込まれるのはおそらく初めてなので、一見すると凄いようにも思えますが、機能以外の部分で大きな問題があります。




それはアプリを使い始めて最初はチュートリアルを完了させる必要があることです。普通のアプリならなんてことないチュートリアルも、3D クリエイターの場合、チュートリアルの最初には顔と頭部のスキャンを実行しなければならず、これには誰かをスキャンするか、誰かに自分をスキャンしてもらう必要があるのです。それが出来なければチュートリアルを完了させるのに苦労します。




Xperia XZ1 Compact は Xperia XZ1 と同じ Motion Eye カメラを搭載しており、960fps のスーパースローモーション撮影や先読み撮影を利用できます。さらに、「タッチ追尾フォーカス」にも対応しており、最初に画面をタップした部分のピントを追っていくので、被写体が動く場合でもピントが合った状態で鮮明に撮影できます。




リアカメラは 1,900 万画素(1/2.3 型 1.22μm Exmor RS、Predictive Hybrid AF、5 倍 Clear Image Zoom、デジタルズーム 8 倍、LED フラッシュ、4K 動画、F2.0 / 25mm G レンズ)という仕様で、DxOMark Mobile のカメラベンチマークでは予想外の低いスコアでしたが、写真そのものはかなり綺麗に撮影できると思います。









、フロントカメラには 120 度の広角レンズを持つ 800 万画素の Exmor R カメラを搭載しており、自撮りするシーンで背景を広く、また、一つのフレームにより多くの人を収めることができます。

Xperia XZ1 Compact の隠れたアピールポイントはバッテリー持ちの良さです。バッテリー容量が 2,700mAh と 4.6 インチ端末の中では比較的大きいので、長持ちそうなのは予想できますが、実際にテストしてみると、画面点灯時間 5 時間 51 分、YouTube 時間 1 時間 46 分、X-Plane 時間 47 分という中で、100% → 18% に下がるまでなんと 11 時間 5 分も使用できたのです。おそらく丸一日持つと思います。

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