Google Pixel 4 XLのレビュー

投稿日時 3月 9th, 2020 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース, ピックアップ記事
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Google Pixel シリーズのスマホ最新機種「Pixel 4 XL」のレビューをお送りします。既に Pixel 4 XL が発売されてだいぶ時間が経過しているのであまり参考にはならないかもしれませんが、私は発売後すぐに購入して今までずっと普段使いのスマホとして使ってきましたので、本記事で紹介するメイン機として使ってきた者の感想はスマホを長く使っていきたい方に多少は参考になると思います。

私の Pixel 4 XL は Google ストアから直接購入した G020Q です。最初から SIM フリーであり、NTT ドコモの SIM カードを挿して使っており、日々の生活や仕事で使うののはもちろん、旅行、野球観戦、モーターショーなど、様々な場所に持ち出して使っていました。。



Pixel 4 XL は 6.3 インチの大きなディスプレイを持つハイスペックなスマホです。フレキシブルタイプの pOLED 有機 EL パネルを採用しているので、画面は非常に鮮やか、さらに解像度も 3,168 x 1,440 ピクセルとかなり高いこともあって、動画は 1080p よりも一段鮮明な 1440p サイズで再生できますし、写真編集の際には写真を拡大しても細部まで鮮明に映るので Google フォトでの写真編集や Instagram への投稿時には編集の仕上がりチェックがしやすいなど、毎日スマホを使っていてこうした部分に実用性の高さを感じています。



些細な事ではありますが重要なのがリフレッシュレート 90Hz に対応したことです。前作 Pixel 3 を含む多くのスマホは 60Hz のリフレッシュレートが基本なので 1.5 倍多く画面の切り替わりが発生します。そのため、画面をタッチ操作していてアプリの表示はかなり滑らかとなり、Pixel スマホはサクサク動作が売りですから、そのサクサク度合いが Pixel 4 XL でさらに向上しています。なお、90Hz のリフレッシュレートは「スムーズディスプレイ」というオプションで無効にすることができます。これを無効にするとリフレッシュレートの設定は 60Hz に下がり、表示の滑らかさは減少しますが、その分、バッテリーの消費量も若干減ります。



2019 年のハイエンド機で広く採用された Snapdragon 855 プロセッサを搭載しているので、アプリやゲームの動きは非常に軽快です。しかも、さすが Pixel スマホ、ファームウェアの中身がシンプルに作られており不必要と思える機能も殆どなく、Pixel 4 XL を使いだして既に 4 ヶ月が経過していますが、システムの軽快さは購入当時の状態をほぼ維持しています。Pixel 4 XL を使っていてパフォーマンスにストレスは全く感じていません。



もちろん国内版は FeliCa チップを内蔵しているのでおサイフケータイが使えます。国内では必須機能ですね。これで楽天 Edy や QUICPay、Suica などの非接触決済サービスを利用することができます。



Pixel スマホは Google のスマホということで、Android システムは標準仕様、余計な機能も少なくシンプルなのが売りです。しかし Pixel 4 XL では独自の機能が若干増えており、その中でも Motion Sense は必見です。

Motion Sense とは、音波を利用したハンズフリー操作機能です。Pixel ならではの Active Edge が側面を握るだけで Google アシスタントを起動したりとスマホを操作できるのに加えて 新しい Motion Sense を利用すると、スマホ画面の前に手をかざしたり、手を左右に振るだけで、スリープ中のスマホを復帰させたり、アラームや着信音をミュートしたり、音楽アプリの一部機能をエアー制御できるので、デスクやテーブル、ベッドサイドにスマホを置いている時などはほぼスマホに触れずに操作できてけっこう便利でした。



Motion Sense の「スマホに触れない」特徴はフェイスアンロックも同様です。Pixel 4 XL に指紋リーダーは備わっておらず、その代わりに 3D 顔認証システムが導入されておりスリープ中の Pixel 4 XL に顔を向けるだけでロック画面を解除できますし、コード決済アプリなどで用いる生体認証でもただ画面を見るだけなので手軽になります。Pixel 4 XL の顔認証機能は指紋認証より手軽で良いのですが、暗い場所やマスク着用時には認証されないので、こういう場面では指紋認証に分があります。

▲ 決済アプリの顔認証。



Pixel 4 XL ならではの機能は上記の他にも、環境に応じてディスプレイ輝度を自動調節する「アンビエント EQ」、画面を見てない間は OFF にしない「スクリーンアテンション」、スクリーンプロテクターを付けた状態でもタッチしやすくする「タップの感度向上」、前述の、「スムーズディスプレイ」もそうです。また、「この曲なに?」や「自動字幕お越し」も Pixel 4 XL で利用できます。

カメラは Pixel 4 シリーズの中で大幅に改善された部分の一つです。Pixel 4 XL にはリアに焦点距離の異なる 2 つのカメラが搭載されており、擬似的に光学 2 倍ズームできます。また、ToF センサーが実装されており、様々な状況下で被写体との距離を精度高く測定できるので、ポートレートモードで背景ボケの質が向上し、Google フォトアプリでは後から背景をぼかす補正ができたりします。カメラアプリ側は、露出のシャドウを独立して調節できるデュアル露出補正に対応しており、撮影の時点で暗部の明るさを上げたり下げたりできます。





リアカメラは、F1.7 77 度レンズの 1,220 万画素(1.4μm) + F2.4 52 度レンズの 1,600 万画素(1.0μm)の構成で、4K@30fps の動画撮影が可能で、どちらのカメラも電子式と光学式の手ブレ補正をサポートしており、特に動画は手ブレ・カメラブレの少ない良い画が録れます。次のサンプル動画は全て Pixel 4 XL で撮影しました。



次の写真は Pixel 4 XL で撮影したサンプルです。













52 度の望遠寄りのカメラを使用すれば離れた被写体でも 2 倍まで寄って撮影できますし、背景の圧縮効果も得られて背景が溶けるようにボケた雰囲気のある写真を撮影することもできるのです。



また、前面には F2.0 90 度レンズの 800 万画素(1.22μm)カメラと、人の顔を 3D スキャンできる近赤外分光カメラ(NIR フラッドエミッター + NIR ドットプロジェクター)が搭載されています。こうした仕様なのでスマホ本体の上部に広めのスペースが設けられています。フルスクリーンの見た目ではなく少し残念な気もしますが、顔認証・フェイスアンロックは 2D スキャンではなく 3D スキャンで人の顔データを読み取るので、ただカメラで 2D スキャンよりも安全性は高いと言えます。



Pixel シリーズは Google 製スマホなので、OS は常に最新に保たれるようになっており、出荷の時点で OS バージョンは Android 10、今では Android 11 のプレビュー版も試せます。最新 OS をいち早く体験できるのが Pixel スマホの魅力の一つで、もちろんセキュリティアップデートも毎月しっかりと受信できます。



Pixel 4 XL のバッテリー容量は 3,700mAh です。6.3 インチという画面サイズを考慮すると、この容量は平均より少し大きい程度です。バッテリーの持ち時間は感覚的なものになりますが、例えば旅行時に丸一日はかろうじて持つ感じでした。スマホに触れる頻度を減らすとか使用するアプリを絞るなど、使い方を考えれば余裕で丸一日は持つでしょう。また、18W USB 充電とワイヤレス充電をサポートしており、Pixel Stand を使って充電することもできます。

今年に入って 5G スマホが各社のフラッグシップとして発表されていますが、Pixel 4 XL は未だ 4G までにしか対応していません。しかし LTE は Cat 18 / 13 をサポートしており、下り速度は最大 1.2Gbps と、初期の 5G に匹敵するスピードが出るので、当面は 5G スマホに引けをとらない通信性能を持つスマホであると見て良いでしょう。



Source : Google ストア

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