HTC SensationのTemp Rootするツール「fre3vo」が公開
HTC EvoとSensationでtemp rootできるexploitツール「fre3vo」の初期版がXDAで公開されました。
元々Evo 3Dで機能したツールだったようですが、Sensationでも利用できたということでSensationのフォーラムでもスレッドが立ち上がっています。fre3voを使用すると、adbコンソールにおいてrootシェルを利用できるようになります。Evo 3Dのスレッドで公開されているfre3vo後のTitanium Backupの導入方法もSensationに流用できますが、Superuserがクラッシュしてしまい、そのためなのか、Titanium Backup以外のアプリはSuperuserを呼び出すことが出来ず利用できませんでした。fre3voは開発途中のらしいので今後の展開に期待したいと思います。fre3voを公開したTeamWinチームはEvo 3DとSensation向けのS-OFFツール「Fre3dom」も開発中とのこと(公開時期は未定とされていますが)。
手順
1.XDAの公式スレッドから「fre3vo.zip」をPCにダウンロードして解凍。
2.コマンドプロンプトを開き、「fre3vo」があるディレクトリに移動。
3.次のコマンドを実行して、端末の/data/local/tmpにコピー。
adb push fre3vo /data/local/tmp
4.パーミッションを変更。
adb shell chmod 777 /data/local/tmp/fre3vo
5.fre3voを実行。
adb shell /data/local/tmp/fre3vo
完了までに1分ほどかかります。完了後、adb shellでログインするとシェルプロンプトがroot(#)になります。temp rootなのでリブートするとroot権は失われます。
以上の手順ではsuとbusyboxがインストールされていません。Evo 3Dのフォーラムで上記手順を実施した後にTitanium Backupを利用までの手順とツールが公開されています。それにを参考にSensationで試してみました。
1.XDAの公式スレッド(Evo 3D)から「busybox-su-fixsu.zip」、「Superuser.apk」をダウンロード。zipファイルは解凍しておく。
2.コマンドプロンプトにて、zipファイルを解凍したディレクトリ移動。
3.fixsu.sh、su、busyboxを/data/local/tmpにコピー
adb push fixsu.sh /data/local/tmp
adb push su /data/local/tmp
adb push busybox /data/local/tmp
4.fixsu.sh、su、busyboxのパーミッションを変更。
adb shell chmod 777 /data/local/tmp/fixsu.sh
adb shell chmod 777 /data/local/tmp/su
adb shell chmod 777 /data/local/tmp/busybox
5.Superuser.apk、Titanium BackupをAndroidマーケットからインストール。
6.adbコンソールにアクセスし(adh shell)、次のコマンドを実行。
cd /data/local/tmp
./fixsu.sh
初回はおそらく「rm failed for /system/bin/su Read-only file system」というメッセージが表示され処理が止まります。もう一度実行すると処理は完了します。
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