MediaTek、スマートフォン向け8コアプロセッサ「MT6599」を2013年にリリース予定
台湾の半導体開発メーカー MediaTekが8コアCPUのスマートフォン向けプロセッサ「MT6599」を2013年中に出す予定と、台湾メディアの中時電子報が報じました。
MediaTekのプロセッサは他社のプロセッサよりも価格が安く、スマートフォンをより安く作れるいうこともあり、中国メーカーが積極的に採用しています。「MT6599」の詳細は明らかになっていませんが、CPUはARMベースで、TD-SCDMA/WCDMAに加えてLTEにも対応。2013年Q4ごろに出荷予定と伝えられています。
MediaTekはこの8コアプロセッサよりも先にARM Cortex A7ベースのクアッドコアプロセッサ「MT6588」を今年Q4に出荷する予定です、MT6588は28nmプロセスで製造されるスマートフォン向けワンチップソリューションで、CPUはARM Cortex A7コアを4つ搭載します。CPUの動作周波数は最大1.5GHz。GPUはPower VR SGX544。1,300万画素のカメラ、1080p動画の再生、1,280×800ピクセルまでの解像度をサポート。通信機能では中国で採用されているTD-SCDMA、WCDMAをサポートします。すでにLenovoなど中国メーカー数社がこのプロセッサを採用したAndroidスマートフォンを開発しています。
Source : 中時電子報
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