HT-03AユーザとGoogle Latitudeで遊んでみました

投稿日時 11月 14th, 2009 by juggly 投稿カテゴリ » Googleモバイル
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Google Maps 3.1.2から、Google LatitudeというGoogleアカウントをお持ちの方と位置情報を共有できるサービスが利用できるようになりました。
現在、Google Latitudeを利用できるのはAndroid端末をお持ちのユーザに限られていますが、このブログで位置ど呼びかけをしたら数名の方が私をGoogle Latitudeの仲間に入れてくれたので実際にどんなものなのか、どうやって使うのかなどをご紹介します。

Google Latitudeとは

Google Latitudeは、携帯向けGoogle Mapsに搭載されている位置情報共有サービスです。現在はAndroid向けのGoogle MapsにしかGoogle Latitudeは利用できません。
基本的に、ユーザの現在位置をGoogle Mapsの「My Location」で特定し、その情報を他のユーザ(Androiユーザ)からも閲覧できるようにします。
たとえば、BrightKiteという位置と写真とつぶやきを共有するサービスがありますが、それと似たようなことができます。しかし、両者は全く違うものです。

Google Latitudeを利用するには?

Google Latitudeを利用するには、Google Mapsを起動し、「menu」ボタン→「Join Latitude」をタップします。
※私のHT-03Aは、日本語ロケールに未対応のカスタムROMですので表記が違いますが置き換えてご覧ください。

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すると、地図上に現在位置を示す写真入のアイコンが表示されるようになります。これでGoogle Latitude利用準備は完了です。
後は同じLatitudeユーザを追加または招待してもらい位置情報を共有していきましょう。

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Google Latitudeにユーザを追加

Google Latitudeは、後述する履歴保存サービスを利用する以外、一人で使ってもそんなに面白くありません。
なので、周りにAndroid端末を持つ友人や家族などおられましたら追加してみることをオススメします。(残念ながら私の周りにはAndroidユーザは居ませんでした(笑))

Google Latitudeへユーザを追加するには、「Latitude」→「Add Friends」をタップします。

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Google Latitudeユーザは、コンタクトリストか、直接メールアドレスを入力して招待通知を追加したいユーザに送信し、相手から承諾されることで追加することができます。
現在だと、Androidを利用したGmailアドレスを持つユーザでのみ対応していると言うことになると思います。

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逆に、相手から追加してもらうことで位置情報を共有することもできます。どちらから追加するのかは当事者同士でお決めください。
とにかく、Google Latitudeは招待制のサービスなので、Twitterのように簡単にフォロー・リムーブということができにくくなっています。
まあ、会社の仲間通し、家族、友人・知人同士で利用するサービスで、それ以外の関係だとなかなか使いづらいと思います。

ユーザの追加が完了すると、「Friends」タブにユーザが一覧表示されます。これまでは自分自身しか表示されませんでしたが、数名のHT-03Aユーザのご協力のおかげでこうしてリストが充実しています。この場を使って御礼申し上げます。

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招待したけどまだ承諾していない場合や、Google Latitudeに参加しなくなった場合に画面一番下の方のように「Has not yes responded」などと表示されます。

Google Latitudeを使って位置情報を共有してみよう

遅くなりましたが、Google Latitudeを利用してみましょう。

「Friends」リストから現在位置を確認したいユーザをタップします。すると、いくつかコミュニケーションメニューが表示されます。

  • Google Talkでチャット
  • ユーザに対してつぶやきを入れる(Shout out)
  • メールの送信
  • 相手の現在位置までの経路を検索
  • 自分の位置情報の公開設定

ここで、「Show on map」をタップすると、ユーザの現在位置を確認することができます。

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画面下の左右の矢印マークをタップすると、別のユーザの場所にジャンプします。

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Google Latitudeでつぶやく

Google Maps 3.1.2のLatitudeには、つぶやく機能が搭載されています。(Google Maps 3.2.0にはありません。)
Twitterと同じような使い方もできるこのつぶやき機能ですが、できることは全体につぶやくことと特定のユーザに対してのみつぶやくことしかできません。
単純な機能ですね。

Latitudeを開き、「Updates」タブをタップするとつぶやきが表示されます。

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テキストボックスにつぶやきを入力し、「Post Update」をタップするとつぶやきが公開されます。

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「Updates」に表示されている友人のつぶやきにコメントや返事を出すことができます。会話などわかりやすいですね。

Google Latitudeで友人・知人を地図上で見ると、次の画像のようになります。なんだかワクワクしてきませんか?
地図上に表示されている友人のアイコンをタップして、つぶやきを入れたり、メールを送信したりとさまざまな手段でコミュニケーションが取れてしまうのが面白いところです。

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Google Latitudeのプライバシー管理

生の位置情報を共有するサービスですが、時にはどこに居るのか知られたくない場合もあります。
そういう時のために、Google Latitudeではさまざまなニーズに合わせて公開する現在位置の範囲および、ユーザを絞ることも可能です。

現在位置は、

  • GPSを使ったリアルな位置
  • 住所の手動入力
  • 地図上の任意の箇所を選択
  • 現在位置を隠す
  • Latitudeの停止

など、Google Latitudeに参加すると常に現在位置がわかってしまい寄り道できなくなってしまうのか?と言うことを無くすことができます。
さらに、特定のユーザに現在位置を非表示にしたりすることも可能です。

たとえば、就業中はGoogle LatitudeをONにして現在位置を知らせても良いけど、それ以外は現在位置を非表示にすることもできます。
また、社長にだけは現在位置を知られたくないという場合などのために、特定ユーザに対して現在位置を非表示にできます。
さらに、知られてはまずいところにいく場合も、現在位置を地図上の任意の点にしておくことで偽装することができます。

ここら辺、使い方はいろいろありますね。結構プライバシー設定は充実していると思います。

Google Latitudeその他のサービス

Google Latitudeには、付加的なサービスもいくつかありますのでご紹介します。

Googleロケーション履歴

位置情報履歴を閲覧・管理するサービス。Googleサーバには、ユーザの最新の位置情報しか保存されないようになっていますが、このロケーション履歴を利用することで本人にだけ過去の位置情報を閲覧する機能があります。

このロケーション履歴は、http://www.google.com/latitude/appsから設定することができ、PC上で閲覧・管理することができます。

latitude12Googleロケーションアラート(ベータ版)

Latitudeユーザが近くに来たとき、SMSかメールでその通知を送ってくれるサービスです。
実際に利用していませんのであまり詳しくありません。

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