HT-03AにカスタムROM「OpenEclair v1.1.5」を入れてみた
Android2.1(Eclair)の非公式コミュニティ版のOpenEclairの最新版、OpenEclair v.1.15をHT-03Aに入れてみたのでご紹介したいと思います。
[ROM] OpenEclair v1.1.5 – AOSP 2.1 Community ROM [Fast] [Stable] [02/08/2010]
今回のOpenEclairから、カーネルに対する変更が加えられているようで、CPUクロックを580MHzまで上げることが出来るようになったそうです。(ホントかな?)
さらに、Google Mapsでマルチタッチ(ピンチズーム)が出来るようにもなったみたいですね。その他、compcacheのアップデート、Dalvikの変更などなど、中身には結構変更が施されているようです。
注目はやっぱり、CPUクロックをさらに上げることが出来るという機能。ホントかな?と思って、次のコマンドをシェル上で実行しました。
echo 580000 > /sys/devices/system/cpu/cpu0/cpufreq/scaling_max_freq
このコマンドは、デバイスの設定を一時的な設定変更するコマンドなので、HT-03Aをリブートすると設定はクリアされます。
その後、ベンチマークを動かしながら、cat /proc/cpuinfo でクロックを診ていると・・・、クロックは上がっているようですね。
Benchmark(Dwang v1.17.1)
- Graphics:117(127)
- CPU:143(163)
- Memory:105(107)
- Filesystem:28(32)
- 体感値:6(10)
やはりHT-03AでAndroid2.1と言うのは若干無理があるのでしょうか。今回のOpenEclair v.1.1.5も以前のバージョンのものと大差ない体感値で、これを常用する気は全く起こりませんでした。
CPUを580MHzにクロックアップ(本当?)した効果も全く感じられませんでした。
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