GoogleのPichai氏がGoogleマップでの収益化について言及、広告を利用か?
現状、Google マップは Google にとって大きな収益をもたらすわけではないにも関わらず、今では Google サービスの中で最もの人気の高いプロダクトに成長しています。その Google マップで本格的に収益化を図るために、今後は広告の表示を検討しているという話が伝えられました。
最近の Google マップはスマートフォンの普及に伴い、もはや我々の生活にはなくてはならない存在になっています。当初は単なるネットで見られる便利な地図に過ぎませんでしたが、長年にわたる継続的な改良によって今では行き先を決めるのに必要だったり、ナビ用には欠かせない、普段の生活を支えてくれる無くてはならない存在もになっていますが、他のサービスのように広告が表示されるのはほんの一部だけで大きな収益を出しているとは思えません。
しかし、Sunder Pichai 氏は 27 日の Q1 決算説明会において、投資アナリストによる Google マップの収益化について質問されたところ、収益化の取り組みが遅れてことを認めた上で Google マップでは長期的な観点で計画を進めていると述べ、Google マップの本格的な収益化は今後の計画の中で実施することを示唆しました。
Pichai 氏はアナリストへの回答の中で具体的なことには何も触れませんでしたが、過去数ヶ月の間に Google マップは新興市場であってもアプリを起動するだけでユーザーが必要にとって魅力的な情報を提供するようになったことを例に挙げ、ユーザーに対しては付加価値を提供できるようになり良い反応を得ていると述べました。
この中で出てきた「良い反応を得ること」と「付加価値の提供」は Google の広告サービスの中では一貫した基本哲学なので、同氏の発言から、今後は広告を中心に収益を上げようと計画しているのではないかと推測されています。
Source : Digital Trends
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