Google、Android Payに顔認識技術を活用した決済機能「Visual ID」を導入へ
Google が Android スマートフォン向けの “おサイフケータイ” サービス「Android Pay」に顔認識技術を活用した決済機能「Visual ID」を導入しようとしていることが APK ファイルの分解調査によって判明しました。
Visual ID は Android Pay アプリで撮影したユーザーの写真から「フェイステンプレート」と呼ばれる抽象化した識別情報とレジの Visual ID カメラで撮影したユーザーのフェイステンプレートを照合することで決済を可能にしている模様です。
Visual ID のようなユーザーの顔で決済できるサービスは、Google が米国のベイエリアでパイロットテストを実施した“顔パス決済” 「ハンズフリー」に似ています。
現時点では、APK ファイルの XML ファイルに Visual ID の情報が追加されただけで、実際のサービスはまだ利用できませんが、既にテストが終了したハンズフリーの経験から Visual ID を開発したと見られます。
Visual ID で心配されるのは偽装による不正使用と写真またはフェイステンプレートの流出です。決済機能なので当然何らかの対策を講じているとは思いますが、この点はしっかり説明しないと不安がられることでしょう。
Source : Android Police
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