OnePlus、独自のDual Cameraシステムを搭載したフラッグシップ「OnePlus 5」を正式発表、価格は$479~
中国のスマートフォンメーカー OnePlus は 6 月 20 日、同社初のデュアルカメラを採用した 2017 年のフラッグシップスマートフォン「OnePlus 5」を正式に発表しました。
OnePlus スマートフォンの特徴といえば価格以上のスペックとクオリティの高さです。OnePlus 5 は前作(OnePlus 3 / 3T)と同様に $479 の価格を維持しながらも前作を大幅に上回るスペックを備え、さらに、背面には DxO と共同開発したデュアルカメラを搭載してカメラの性能や写真・動画の画質を改善しています。
OnePlus 5 の発売日は 7 月 27 日(早期予約社には 21 日に発送開始)で、価格は 64GB モデルが $479、128GB モデルが $499 です。ちなみに、カラバリは Slate Gray と Midnight Black の 2 色ですが、Slate Gray は 64GB モデルのみ、Midnight Black は 128GB モデルのみとなっています。
OnePlus 5 の最大の特徴は「Dual Camera」と銘打った背面のデュアルカメラシステムです。カメラモジュールは 2 つ付いていますが、メインは 1,600 万画素の Sony IMX398 + F1.7 の広角レンズの方です。
OnePlus は、イメージセンサーのサイズがデジタル一眼レフよりもはるかに小さいスマートフォンにおいて、一眼レフに匹敵する画質を達成するために追加で 2,000 万画素の Sony IMX350 + F2.6 の望遠レンズのカメラモジュールを追加しました。さらに、Smart Capture などのカメラ関連機能を導入することで、ピクセルサイズが倍増したかのように静止画や動画の画質、シャープネス、抵光撮影時の明るさ、フォーカス速度を高めています。
追加の望遠レンズカメラは光学ズームを再現して撮影することも可能ですが、OnePlus 5 では上記の画質面を改善ために Dual Camera が考案されています。Smart Capture と呼ばれるソフトウェア機能の導入によって、低光撮影時のノイズをバックグラウンドで自動的に除去することやダイナミックレンジをさらに広げたりすることも可能になるとされています。
フロントカメラは 1,600 万画素の Sony IMX371(F2.0)です。
OnePlus 5 の筐体は前作のアルミ素材を用いたラウンドフォルムのユニボディ構造を踏襲していますが、厚みを 7.25mm まで削減したほか、フレームのエッジ部分にホライゾンラインと呼ばれる特殊な加工を施すなどして洗練さを増しています。
フロント下部には指紋リーダー付きのホームボタンとタッチセンサー式のボタンを搭載。設定メニューのオプションでオンスクリーンボタンを有効にすることもできます。USB コネクタは USB 2.0 準拠の Type-C(Type-C イヤホンも利用可とされている)で、3.5mm オーディオジャックも装備しています。OnePlus スマートフォン特有のsラートスライダーも維持しています。
ディスプレイは前作と同じ 5.5 インチ 1,920 x 1,080 ピクセルの Optic AMOLED パネルを維持していますが、Optic AMOLED パネルは最高輝度が比較的高いことから屋外での視認性では LCD に匹敵します。
プロセッサは Qualcomm の 10nm SoC「Snapdragon 835」で、RAM には LPDDR4X 準拠の 6GB / 8GB を採用しています。内蔵ストレージの容量は 64GB / 128GB です。バッテリー容量は 3,300mAh に増えており、Dash Charge にも対応しています。
このほか、Wi-Fi a/b/g/n/n/ac、Bluetooth 5、NFC、3 マイクによるアクティブノイズキャンセリング、Dirac HD Sound、Dirac Power Sound にも対応しています。Micro SD カードスロットは不採用とした模様です。筐体サイズは 152.7 x 74.7 x 7.25mm、質量は 153g です。
Source : OnePlus
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