Sony Ericsson、Xperia X10にAndroid 2.3.3(Gingerbread)のアップデートを提供する予定と発表
Sony Ericssonは3月25日のブログで、Xperia X10向けにAndroid 2.3(Gingerbread)のアップデートを提供する予定であると発表しました。
2月のブログの投稿では、2010年モデルにおけるAndroid 2,2以降のアップデート提供の予定は無いとしていましたが、今回の記事によると、2011年モデルの開発の成果により、Xperia X10に対してAndroid 2.3(Gingerbread)へのアップデートが提供できるようになったとしています。しかし、Xperia X10 miniやmini pro、X8については提供されないそうです。
提供予定時期は2011年Q2(4月~6月)後半~Q3(7月~9月)の早い時期。実際にはAndroid 2.3.3(Gingerbread)が提供される予定とのこと。ソフトウェアについては、Xperia PALYやarc、neoといった2011年モデルのソフトウェアをベースとしたものとのこと。
今のところ挙げられているAndroid 2.1のビルドからの変更点としては、
- カメラはGignerbread標準のものになる(顔認識やスマイルシャッターなど利用できない機能がある)、
- Mediascapeはウィジェットに入れ替わる。
- DRMキーはアップデートプロセスで失われる。
- Sony Ericssonのバックアップ&リストアアプリはGingerbreadをサポートしていないので含まれない。
- サポートされる双方向言語(アラビア語、ペルシャ語、ヘブライ語、ウルドゥー語など)がAndroid 2.1のビルドと比べて減る。
となっています。
ただ、今回アップデートの提供が発表されたのは、いわゆるSIMロックフリー版を含むGeneric Kitに対するもので、キャリア向けにカスタマイズされたモデルに対してではありません。このスペシャルプロジェクトにおけるリソースが限られていることから、まずはGeneric Kit向けの開発に専念したいとしており、キャリアモデルについては今後情報を出すとのこと。
Source : Sony Ericsson
関連記事
週間ランキング
None Found