Xperiaの「ケータイ的な使い方」を簡単に把握する
4月1日に発売されたdocomoスマートフォン「Xperia」ですが、発売から数日しか経っていないいないにも関わらず、多くのニュースサイトやブログメディアなどであれこれ言われていますね。
その一番の原因とも言うべきところは、一般的なケータイとスマートフォンを区別できていないところにあると思います。要は、「ケータイ」を基準にXperiaの良し悪しを判断しているのがイケナイと思うのです。
たとえば、docomoのWEBサイトの商品ページを見てみると、「docomo STYLE series N-01B」と言うものがあって、そのケータイがどんなサービスに対応しているのかを確認すると次のずの通り、
一方、Xperiaのほうは、
と言うように、GPS、World Wing(ローミング機能)、「FOMAハイスピード上下」以外、ケータイ的な使い方ができないと言うことがすぐに分かります。
一般的なケータイと比べてしまえば、この表示がすべてを物語っていると思います。Xperiaではそれ以外の「ケータイ的な使い方」はで着ないのです。
このことはあらかじめ公開されていたのにも関わらず、いろんなところで「ワンセグ」、「お財布ケータイ」、「iモード」が使えないと悲鳴を上げている声を良く目にします。
問題なのはそれだけではありません。こういった「ケータイ」的要素しか表示していないこの場合はdocomoにも原因があると思います。
「ケータイ」的な使い方以外にも、「スマートフォン」的な使い方を、上図のように作ってしまえば良いのではないでしょうか。そうしないと、いつまで経ってもXperiaのキャッチフレーズ「新感覚エンタテイメントなんたらかんたら」が想像できません。
「スマートフォン」的な使い方を上図のように表示するのは難しいでしょう。それは、docomoにおいてスマートフォンだけ利用できるサービスが無いからです。それ以前に、スマートフォンは上図以外のサービスを既にある程度網羅しているからです。項目として挙げられる範囲が広すぎるって事です。
しかし、これからたとえば「docomoスマートフォン」と言う地位とブランドを築き挙げていくために、うまくそれらをサービス化、カテゴリ化して、上図「ケータイ」的な使い方のように表示する必要があると思います。
それができなければ、いつまで経っても「ケータイ」サービスと比べられてしまい、結局「Xperia使えないね」と言うことになってしまいます。
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