docomoからXperiaに誤配信されたソフトウェアアップデート内容のまとめ
docomoの発表によると、昨日午後5時25分~8時3分ごろまで今月中旬Xperia(SO-01B)に対して配信予定のソフトウェアアップデートが誤って実施されてしまったそうです。この誤配信によりXperiaユーザの一部の方は運良く(?)XPえりあのソフトウェアアップデートを実施できたと言う報告がTwitterのタイムライン上で多く目にしました。
現在はもちろんソフトウェアアップデートは配信されておらず、docomoからは一応”故障”と言う形で近くのドコモショップに届けてもらうことを推奨されています。
ソフトウェアアップデートの誤配信により明らかとなった新機能・追加機能・修正情報をTwitterやブログ記事などから拾ってまとめて見ましたので紹介します。おそらく6月に本当に配信されるアップデートはこれと同じものである可能性が高いため、昨日ソフトウェアアップデートの誤配信の恩恵にあずかれなかった方たちは以下の対策がなされる、と言うことを期待しておいても良いと思います。
今回誤配信されたものは、Android2.1やAndroid2.2へのアップデートではありません。Android1.6での修正と言ったものですのでご注意ください。
- ビルド番号が「R1EA018」から「R1EA025」変更
- ベースバンドバージョンが「1.0.09」から「1.0.24に変更
- タッチパネルの反応が良くなった、操作しやすくなった
- ロックスクリーンの”引っかかり”無くなた
- セルスタンバイがこれまで40%だったのが10%にまで減ったため、バッテリーの消費が抑えられそう
- POBox touchがフリック入力対応になった(文字パネルをスライドさせて文字入力する方式:フリック入力)
- 動画の音ズレがなくなった
- メモリの消費量が減っている
- mora touchがプリインストールされてMediascapeに取り込めるようになった
- microSDカードへの保存時のタイムスタンプがちゃんとしたものに鳴っている
上記のように、今回のアップデートで目立つのは”不具合の修正”が多く含まれ、ディスプレイ操作がしやすくなったり、バッテリー消費が抑えられそうなものになっているようです。この中でも一番多かった声が「セルスタンバイが10%程度にまで減ってバッテリーの持ちが改善されそう」と言うことです。この報告はTwitterのつぶやきの中で一番多かったものだと思います。
あと、POBoxにてフリック入力に対応しているけど、やっぱりSimejiの方が良いね、と言うことや動画の音ズレが無くなったという声も多かったのです。私がTwitterのタイムライン上でのつぶやきを見ていた中で逆に悪くなったと言うものは記憶にありません。多分無かったんじゃないかと思います。と言うわけで、もうすぐ行われるであろうソフトウェアアップデートにはかなり期待が出来ることになりそうですね。
しかし、なぜ”誤配信”されたのでしょうか。docomoの発表ではそのことについては全く触れられていませんでしたので、勝手に推測しちゃいます。
推測1
昨日はApple iPadの発売日でかなりソフトバンク万歳!Apple万歳!的な一日だったため、それにムカついたdocomoの中の人で人柱的な方が誤配信を装いポチっと配信開始ボタンを押した。
推測2
本当は社内だけの閉じたテスト環境の中でアップデートのテストを行う予定だったのが、実は本番環境 で配信してしまっていた。それに運良く気が付いたdocomo内部の関係の無い人が気が付いて大騒ぎになった。
推測3
誤配信を装い、一部のユーザに絞ってソフトウェアアップデートを実施しその反応をTwitterやブログなどから得ると言う新手のテストを試した。
推測4
Androidへのソフトウェアアップデートは、半年前にHT-03Aに対して行った一回だけしかないので、正直配信システムの利用方法、利用する上での注意点などを忘れてしまっていた。
推測5
週末最後の仕事としてフトウェアアップデートを仕込む作業をしていたが、配信システムは仕込んだら即配信実行されてしまうものだったため、気づかずに配信されてしまった。
まあ、考えれば誤配信の原因をいろいろ推測できますが、とりあえず誤配信されたものの評価は高いみたいなので、6月中旬と言わず週明けにでも行ってしまえば良いのではないでしょうか?
参考サイト
memn0ck.com
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