Nexus Oneで日本通信「b-mobile SIM U300」を使ってみた
4月5日に日本通信より発売された、docomoケータイ、スマートフォン、SIMロックフリー端末などで利用可能なSIMカード「b-mobile SIM U300」が本日手元に届いたので早速手持ちのNexus One(Android2.1-update1:CyanogenMod 5.0.5.3)で使ってみました。
今回購入したのは、14,900円で半年間利用できるパッケージで、送付された中身はたったコレだけ、スッキリしていますね。
早速開封して同梱されているSIMカードをNexus Oneに挿して利用しようと思ったら、なにやら開通手続きと言うものをやらなければならず、これは、パッケージに書かれている電話番号に電話して、パッケージに記載されている「電話番号」を自動応答のお姉さん(ちょっとぎこちない感じの・・・)のアナウンスの後に入力すると言ういたって簡単なもの。
パッケージには、「開通手続き完了後、約5分で利用できるようになる」と書かれていたのですが、電話のお姉さんは「約15分後」と言っていました。しかし、実際にNexus Oneがネットにつながったのは開通手続き後約30分でした。
それから、パッケージに書かれたAPN(アクセスポイント名)、ユーザ名、パスワードを、「menu」→「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」の順に進んで入力します。
後は、その手動で追加したAPNを選択すれば設定完了です。これでdocomoのMVMOネットワークに接続することができます。
Nexus Oneでの接続確認は、「端末情報」→「端末の状態」のところに表示されている「モバイルネットワークの状態」ってところが「接続」ってなっていることを以外確認することができません。
上図は接続できている状態の画面ショットなのですが、見ての通りタスクバーに接続しているっぽい表示は無く、圏外で3Gにも接続していないと言う表示のままです。まあ仕方ないAndroid専用のSIMでは無いのでね。
とりあえず、これでNexus Oneではb-mobile SIM U300を利用可能だということが分かりました。
実際にこの状態でインターネットなどを利用しているのですが、Nexus Oneだと予想以上に素早くインターネットにアクセスできるのでそこそこ満足しています。
製品の仕様上、ベストエフォート上下300kbpsということで、docomoの128k通信に毛が生えたくらいでどうせ使い物にならないんだろうなぁと思っていましたが、その予想を良い意味で裏切ってくれました。
speedtest.netと言う回線速度を計測するアプリがあるのですが、それを使って上下の回線速度を測って見ると、
こんな感じで200kbps以上は出ていました。時々270kbpsを超える数値も出していましたが、概ねこれくらいが実効値でしょう。
回線速度のことはさておき、実際の使用感なのですが、Googleマップの地図データのダウンロード、Twitterのタイムラインの更新などは128k通信ではストレスをかなり感じていましたが、b-mobile SIM U300では遅いのは遅いものの実際の利用に耐えられるくらいの遅さだったのでストレスにはならない感じです。
また、ブラウザで
- http://www.j-cast.com
- http://juggly.cn
にアクセスして、ページが表示されるまでの時間を計測してみると、
こんな感じで、無線LANと比べるとダブルスコアの大差を付けられていますが・・・、それほどストレスとは感じないことが多かったですね。
ちなみに、YouTubeで動画を視聴しようとしましたが、動画のローディングはできて再生されるものの、すぐに止まってしまったりして使い物になりませんでした。そういえば、長時間の動画視聴やファイルのダウンロードなどでは帯域規制をかけると日本通信からのメールに載っていた気がしますけど・・・。
とりあえず、Nexus Oneで使えたし、思っていたよりも高速でストレスをあまり感じないので満足はしています。ただ、いろいろとね・・・。
あ、Xperia(SO-01B)でも利用可能みたいですね。
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