Android 4.0搭載Galaxy Tab 2(7.0)開封の儀
Sasmung Galaxy Tab 2(7.0)を入手したの早速開封の儀を執り行います。
Galaxy Tab 2(7.0)は、Samsung3作目となる7インチタブレットで、Android 4.0.3(ICS)が標準搭載されています(スペック等詳細はこちら)。今回入手したのはそのWi-Fiモデル(GT-P3113)。米国のAmazonで購入しました。フラッシュメモリの容量は8GBと少ないですが、デュアルコアCPU(TI OMAP4430)・1GB RAMを搭載して価格はなんと$249(約20,000円)。Samsungタブレットの中では一番安い製品になると思います。円高で購入にかかった費用は3万以下に抑えることができました。
では早速開封していきます。まずは製品箱・・・前作Galaxy Tab Plusと大差ありませんね。けっこうちっこいです。
同梱品は、Galaxy Tab 2本体、ACアダプタ、30ピンケーブル、取扱説明書類のみ。Galaxy Tab 2はmicroSD/microSDHCに対応しますが、試供品のカードは含まれていませんでした。
前作Galaxy Tab Pluを右に並べてみました。同じ7インチ(解像度1,024×600ピクセル)タブレットということで、縦横のサイズに違いは殆どありませんでしたが、フレームのデザインが変わったので外観は少し違って見えます。SamsungがドイツにおいてAppleからの提訴を回避するためにデザイン変更を施した末尾”N”モデルと似てますね。厚さは10.5mm、質量は344gです。仕様上はGalaxy Tab Plusより0.5mm厚くなったものの、1g軽くなっています。
中身も一部異なっているようです。これまでのGalaxy Tabのほぼ全てにはバイブレーターが搭載されており、画面やボタンをタッチすると端末がブルっと震えてくれていましたが、Galaxy Tab 2では省かれており、震えてくれません。操作性が落ちるのでちょっと残念ですね。また、Wi-Fi機能では、IEEE802.11aやIEEE802.11nの5GHz帯がサポートされていません。
バックカバーはGalaxy Tab Plusのような質感のプラスチック素材が使われています。表面の手触りはGalaxy Tab 2の方が滑らか。
本体右側面です。左からPOWERボタン、ボリュームボタンが搭載されています。ボタンのストロークや硬さはGalaxy Tab Plusとほぼ同じ。右側の黒い部分はIRブラスタで、プリインストールされている「Smart Remote」アプリで赤外線リモコンとして利用することができます。
本体下部には30ピンドックコネクタ、その左右にスピーカーが搭載されています。
本体左側面にはmicroSDカードスロットがあります。
本体上部には3.5mmオーディオジャックが搭載されています。
OSはAndroid 4.0.3(ICS)、ユーザインタフェースはSamsung独自のTouchWizが搭載されています。ロック画面はAndroid 4.0のものとは異なり、最近のSamsung端末に見られる、画面上どの位置においてもタッチしてスライドさせるだkで解除できるものが搭載されています。カメラを起動することはできなさそうです。また、フェイスアンロック機能も省かれています。
TouchWizランチャーはv4.0.3にバージョンアップされています。ホーム画面の移動アニメーションはより移動する様が分かりやすいものになり、ホーム画面・ドロワーの各パネルは一度のドラッグで端から端まで移動できるようになりました。下部のシステムバーはフォントやアイコンカラーが変更、ボタンや時刻、各種メニューが認識しやすくなりました。
ドロワーはアプリとウィジェットがタブで切り替えられるようになりました。Android 4.0の標準ランチャーとは異なり、ドロワーでアプリからウィジェットに移ることはできませんが(次に続く)、
アプリの表示順をアルファベット順に並べ変えたり、アイコンを移動したり、アプリの非表示設定にすることができるようになっています。
フォルダの新規作成、ホーム画面の新規パネルの作成、アプリ情報の表示、アイコンの削除やアプリのアンインストールは、アプリアイコンを指で選択したときに画面上部に表示されるメニューにドラックアンドドロップで出来るようになっています。アイコンを重ねてのフォルダ作成は不可のようです。
端末設定メニューは、白とグレーを基調したカラーリングのカスタマイズされたものに変わっています。設定メニューの中身ですが、Galaxy Tab Plusにはあった「モーション設定」が省かれた一方、ロック画面の時計の表示/非表示設定が可能な「ロック画面」と、別売のドックとの接続時の動作に関する「ドック」が追加されました。
「省電力モード」はGalaxy Tab Plusにもありますが、中身が変わっています。Galaxy Tab 2では「CPU省電力」、「画面の省電力」、「背景色」という項目でメニューが構成されています。ヘルプの説明によると、「CPU省電力」はCPUの速度を落とす機能で、これをONにするとCPUクロックがデフォルト最大1008MHzから最大800MHzになります。「画面の省電力」は、”画面のフレームレートを削減して明るさを抑え、画面点灯時のバッテリーの消費を抑える”というもので、「背景色」は、”Eメールの背景色の明るさを変更してバッテリー消費を抑える”ものだそうです。
今回入手したGalaxy Tab 2には8GBのフラッシュメモリが搭載されていますが、アプリや個人のデータ用で使えるのは約4.6GB。
RAMは物理的に1GB搭載されていますが、OSやアプリの動作で使えるのは約687MB。
日本語対応のキーボードは含まれていませんでしたが、ロケールは日本語もちゃんとサポートされています。
ベンチマークアプリ「Quadrant Standard」のトータルスコアは2791。「省電力モード」でCPUクロックを音すると2300台に落ちますが、UIの動きがカクカクになるようなことにはなりませんでした。
明日デモ動画を追加します。
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