液晶と電子ペーパーディスプレイを搭載した2画面スマートフォン「Yota Phone」がついにロシアで発売開始、今後は欧州や中東でも発売
液晶ディスプレイと電子ペーパーディスプレイを同時に搭載したユニークな仕様で話題を集めたロシアの新興企業「YotaDevices」のAndroidスマートフォン「Yota Phone」がついにロシアで発売されました。
Yota Phoneはロシアのネットショップを通じて販売されています。希望小売価格は19,990ルーブル(約61,7000円)。Yota Phoneはグローバル展開される予定で、今後は、ドイツ、オーストリア、フランス、スペイン、英国、ギリシャ、キプロス、チェコ、サウジアラビア、クウェート、カタール、パキスタン、イラク、イラン、エジプトでも発売されます。欧州での販売価格はVAT込み€499(約69,500円)です。今のところ、日本を含む東アジアでの発売予定は不明です。
YotaPhoneは、フラット型のボディ両面に4.3インチのJDI製液晶ディスプレイ(1,280×720ピクセル)とE Ink製の電子ペーパーディスプレイ(360×640ピクセル)を搭載したAndroidスマートフォン。普通のAndroidスマートフォンとして利用することはもちろん可能で、2つの画面は連動しており、液晶画面で電子書籍を開き、反対側の電子ペーパーディスプレイに出力すれば、小型の電子書籍リーダーとして利用できます。電子ペーパーディスプレイはスマートフォンの通知やニュース記事などの新着情報を表示する常時ONの待受画面としても機能します。
スペックはMoto X並みです。OSはAndroid 4.2.2(Jelly Bean)、プロセッサはSnapdragon S4 Pro MSM8960T 1.7GHzデュアルコア、メモリは2GB RAMと32GB ROMを搭載。カメラは背面に1,300万画素と前面に100万画素カメラを搭載。ワイヤレス通信機能は、Wi-Fi a/b/g/n、Bluetooth v4.0、GPS/A-GPS/GLONASS、FMラジオなどに対応。バッテリー容量は1,800mAh。本体サイズは133,6 x 67 x 9,99mm、質量は146g。
対応周波数は、LTE(800/1800/2600MHz)、WCDMA(900/1800/2100MHz)、GSM(900/1800/1900MHz)です。国内でも3GとLTEの東名阪バンドなら使用できる模様です。
Source : Yota Devices
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