Xperia LでSony Mobile提供のAOSP版Android 4.4.1を試す
先週末、Sony MobileがXperia LのAOSP化プロジェクトをスタートし、Android 4.4(KitKat)のAOSP版ファームウェアが公開されました。早速、手元のXperia LにAndroid4.4.1をインストールしてみたのでその使用感などを紹介します。
Xperia Lへの導入方法
Xperia Lのブートローダーをアンロックした後、XDA Developersのスレッドから「boot.img」「system.img」「userdata.img」をPCにダウンロードします。
Xperia LのFastbootモードを起動します(停止時からボリュームアップボタンを押しながらPCとUSB接続)。Windowsのコマンドプロンプトを起動し、上記3ファイルを保存したフォルダに移動して次のコマンドを順に実行します。
- Fastboot flash boot boot.img
- Fastboot flash system system.img
- Fastboot flash userdata userdata.img
以上です。Xperia Lを再起動します。「android」のブートアニメと共に起動してきます。
Android 4.4.1ファームウェアの導入後、Xperia Lはブートし、操作することも可能だったのですが、Wi-FiをONにした途端、システムクラッシュが発生し、普段見ないクラッシュ画面が表示されてしまいました。この画面では、低周波音が鳴り、操作を受け付けません。文鎮となった模様です(ROMの書き換えで元に戻りますが・・・)。
XDA Developersにファームウェアを公開した方のスクリーンショットでは、Wi-FiがONになっているので端末によってはちゃんと動作すると思いますが、私と同じ問題が発生してしまう可能性もあります。Android 4.4.1の動作自体は公式ROMよりもはるかにスムーズです。
Source : XDA Developers
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