米ボーイング、セキュアなAndroidスマートフォン「Boeing Black」を開発
米国の航空機メーカー ボーイングがセキュリティに特化したスマートフォン「Boeing Black」を開発していたことがFCCに提出されたFCC ID「H8VBLK1」の認証資料より判明しました。
Boeing BlackはAndroidをベースに通信の暗号化やデータ保護を重点的にカスタマイズしたスマートフォンで、認証資料には、‟政府機関やその請負業者が通話やデータ通信を安全に行うことを可能にしています”と明記されています。国家機密の漏えい防止を目的に開発されたものみたいです。
Boeing Blackの機能については、Black同士で行った通話を暗号化することのほか、所有者以外が端末を分解しようとすると通話履歴やテキストメッセージ、メールなどの端末データを抹消して、さらに、端末自体も利用できなくする自己破壊機能を搭載。
また、外部バッテリーで使用時間を延長することや太陽光発電による充電、衛星との通信、バイオメトリック認証にも対応させることが可能とされています。Reutersによると、ボーイングはBlackの開発に約3年を費やしていたそうです。
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