Samsung、欧州向けGalaxy S 5 WQHD版(コードネーム:”KQ”)でExynos 5430プロセッサ、Intel XMM7260モデムを採用
Samsungの幹部は否定していますが、ベンチマークサイトやインドの輸出入DBなどで存在することが確認されているWQHDディスプレイを搭載したハイエンドスマートフォンの確からしい情報がSamMobileで公開されました。
同サイトでは、ハイエンドモデルのことをGalaxy S 5noWQHD版(コードネーム:KQ)と呼んでいます。既存のGalaxy S 5には”K”のコードネームが割り当てられているので、”Q”を含むWQHDのことを最大の違いとしている印象を受けますね。
同サイトで公開されたアプリのソースコード?には”Samsung KQ LTE EUR revision 00 board(EVT1) based on EXYNOS5430 with Intel modem”という説明文や”kqlte_eur_open”、”INTEL XMM7260″といった情報も記載されています。
既存のGalaxy S 5には、3G版に”k3g”、LTE版には”klte”のコードネームが割り当てられています。画像の情報などをまとめると、WQHD版は5.2インチ2,560×1,440ピクセルのディスプレイ、Exynos 5430プロセッサ、IntelのLTE対応モデム「XMM7260」を搭載した欧州モデルになります。
同サイトによると、Exynos 5430はGalaxy Note 3やGalaxy S 5 3G版に搭載されているExynos 5422の改良版で、Cortex-A15×4 2.1GHz+Cortex-A7×4 1.5GHzのCPUとARM Mali-T6XX 600MHz GPUを内蔵した20nmプロセスのアプリケーション・プロセッサとのことです。CPUとGPUクロックが引き上げられていますね。それだけではなく、HEVCのハードウェアデコーダーや”SEIREN”と呼ばれるCortex-A5ベースのオーディオプロセッサも組み込まれているそうです。
欧州モデルにはIntelモデムが搭載されているようなのですが、韓国モデル”kqlte_kor”には”Shannon300”(SS300)と呼ばれるSamsung独自のLTEモデムが搭載されているそうです。韓国モデルについては、GFX Benchに登録されている情報から、Exynosプロセッサではなく、Snapdragon 805が搭載されています。同サイトによると、韓国モデルには地上DMBのチューナーも付いているそうです。
Source : Samsung
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