EvernoteはWEBメールと同じような感覚で使え
先日、何でもどこからでもメモメモサービスである「Evernote」のAndroid用アプリがAndroidマーケットで正式に公開されました。
Android用Evernoteアプリについては以前からベータ版→RC版と公開されいて私もそのころから利用していましたので、個人的にはたいしたインパクトは無かったです。
「Evernoteを使って、自分自身へのメール送信から抜け出そう」をご覧いただくとHT-03AでのEvernoteの概要や操作方法が分かると思います。
注目の高いEvernoteですが、実際にそれを活用している方ってどれくらいいるんでしょうか。また、どういった使い方をされているのでしょうか。気になるところですよね。
私は今、すべてのメモをEvernoteに移行している真っ最中なので偉そうに語ることはできないのですが、Evernoteと言うのはGmailなどのWEBメールサービスと同じような感覚で使うと案外すんなりと使えるのではないかと思うわけであります。
WEBメールだと、一つのアカウント(メールアドレス)にメールを集約することができ、それはすべて「受信箱」にまとめられていても良いし、用途別に「仕事」や「プライベート」などの別フォルダに分けてもよいわけです。
これと同じような感覚で『メモ』をEvernoteに蓄積して、個人の感覚で分類していけば良いのです。
Gmail
GmailとEvernoteとを見比べてみると同じようなものだとすぐに分かりますよね。こうやって見ていくと、GmailなどのWEBメールサービスというのは、非常によくまとまったデータ管理手法だと言うこと気につきます。
まして、WEBメールはWEBブラウザだけではなく、携帯電話やPC上のメーラーから同様な状態で閲覧することができます。Evernoteもこれと同じなんですね。
Evernoteの場合、これがメールではなくテキストメモ、写真、ボイスメモ、PDF、WEBクリップ・・・と、一元管理できるデータの種類が豊富だっていうことがWEBメールと大きく異なる点だと思います。
で、Android用Evernteがリリースされたわけですが、EvernoteをWEBメールのように使うと考えればおのずとHT-03Aでどのように使えばよいのか分かってくると思います。
WEBメールに携帯電話からアクセスして利用する事と異なるのは、Evernote Android版、iPhone版では写真、ボイスメモを簡単にEvernoteにアップロードできると言う点ですね。これは携帯電話のモバイル利用ならではの機能だと思います。
次の図はPC版Evernoteです。ご覧いただくとなんだかメーラーに似ていると思いませんか?
管理されているのはメールではなく、さまざまな『メモ』です。図に表示されているのはLinuxコマンドやサーバの設定ファイルの内容などの仕事メモの一例です。
Evernoteでコマンドや設定内容を管理しておけば、困ったときにHT-03Aを使って確認することができます。喫茶店なんかで友人とサーバの設定について話をしているときなどに役立つかもしれません。
同じ内容をHT-03Aから閲覧すると次の図のように表示されます。
これからEvernoteにメモを一元管理していこうと思った方の中には、「これまでのデータはどうする?いちいち追加しなくちゃいけないの?」と思う方もたくさんいらっしゃると思います。
Evernoteには、これまで作成したメモ、ドキュメント、写真・・・を一発で取り込むツールが備わっています。しかもそれがフォルダごとにできたりするのです。
PC版Evernoteを起動し、ツールバーの「ファイル」→「Import」→「File Import Wizard」をクリックします。
後は、メモが保存されているフォルダを丸ごと指定すれば一気にインポートすることができます。
ただちょっと問題があって、取り込むファイルがテキストファイルだった場合、ファイル名をメモ名として取り込んでくれればよいのですが、テキストファイルの最初に行に書かれている文字をメモの名前として取り込んでしまいます。
結局、Android用Evernoteにはほとんど触れませんでしたね。これはWEBメールサービスを利用する状況を思い浮かべてみると納得できると思うのですが、基本的にEvernoteはPC版やブラウザ版での操作が主流だからなんですね。
HT-0-3Aだろうが、iPhoneだろうがモバイルは閲覧がメイン。そういう風に感じることができればEvernoteでメモを一元管理していくメリットが見出せるのかな?と思います。
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