AllwinnerがCortex-A7×4のタブレット向け新SoC「A33」を発表
中国の半導体メーカー Allwinner Technologyは6月3日、低消費電力が売りのタブレット向け新SoC「A33」を発表しました。
A33は、ARMの低消費電力なCPUコア Cortex-A7コアを4基、ARMのエントリー向けGPU Mali-400コアを2基を内蔵したSoCです。フルスペックは公表されていませんが、同社は従来のデュアルコアSoCと比較して、パフォーマンスは向上した一方で、消費電力は低下したと述べています。
A33は同社のデュアルコアSoC「A23」のクアッドコア版といったもので、A23とピンの互換性をもっています。また、1080p動画のエンコード/デコード、1,280×800ピクセルのディスプレイをサポート。独自のディスプレイ技術「SmartColor」を改良したそうです。
A33は現在サンプル出荷中で、予定では今年7月に搭載製品が発売されます。今後のAllwinner端末では、このSoCが主流になりそうです。
Source : Allwinner
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