AllwinnerがCortex-A7ベースのタブレット向けデュアルコアSoC「Allwinner A23」を発表、10月より搭載製品が発売
中国の半導体メーカー Allwinner Technologyは9月10日、同社の最新デュアルコアチップ「Allwiner A23」を発表しました。
A23はCortex-A7を2基内蔵したCPUを持つタブレット向けのSoC。CPUの動作クロックは最大1.5GHz、GPUはMali-400MP2が採用されています。仕様は公表されていませんが、同社の前世代のSoCよりもパフォーマンスは向上した一方、消費電力は低下したとしています。AllWinnerはA23について、世界で最も消費電力の低いデュアルコアSoCとしており、音楽再生の場合、競合他社のデュアルコアSoC(Rockchipを指しているそうです)の半分の消費電力で動作すると述べています。
同社によると、A23を採用した製品が既に開発されており、7インチ、7.85インチ、9インチのディスプレイを搭載したタブレットが2013年10月より順次発売されるのだそうです。今後目にする低価格タブレットやAndroidスティック・セットトップボックスを中心に普及しそうですね。
Source : Allwinner Technology
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