Allwinerが「UtraOcta A80」のリファレンスタブレットを披露、iPad Airの9.7インチRetinaディスプレイを搭載
中国の半導体メーカー Allwinnerが、同社のタブレット向けオクタコアSoC「UtraOcta A80」を使ったリファレンスタブレットを披露しました。
A80プロセッサは、Cortex-A15×4+Cortex-A7×4のオクタコアCPUを搭載した28nmプロセスのSoCで、同社のタブレット向けSoCの中では最上位の製品になります。
CPUはARM big.LITTLE HMP処理に対応しており、CPUコア数がタスクの負荷に応じて最小1コア~最大8コアで変化します。GPUはImaginationのPowerVR G6230 64コアを採用しています。”CoolFlex”と呼ばれる電源管理機能によって低い消費電力と高いピーク性能を両立していると言われています。
Allwinnerが作成したA80のリファレンスタブレットはiPad Airと同じ9.7インチ2,048×1,536ピクセルのIPS液晶を採用した結構ハイスペックな端末です。仕様は公開されていませんが、動画で説明を行った同社スタッフの方は、“薄くて軽い、このサイズで10時間の連続駆動を実現しています”と述べています。
A80は既にサンプル出荷中で今夏にも採用した製品が発売される見込みです。
Source : ARMDevices
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