ジャパンディスプレイ、“Pixel Eyes”を適用したタブレット用液晶モジュールを量産へ
ジャパンディスプレイ(JDI)は6月19日、液晶モジュールにタッチセンサー機能を内蔵したタブレット用の“Pixel Eys”の量産準備に取り掛かったことを発表しました。
“Pixel Eyes”は、JDIが開発したインセル型パネルのブランド名で、これまでは5インチフルHDのスマートフォン用液晶パネルに導入されていましたが、タブレットでの課題となっていた画面の拡大に伴う液晶とタッチセンサーの駆動性能の問題を克服したとして、量産できるようになったとしています。
JDIは今回の発表の中で、7インチ以上でWQXGA(1,600×2,560ピクセル)や4K2K(3,840×2,160ピクセル)を採用した高解像度パネルに“Pixel Eyes”を適用できると言っているので、7インチや10.1インチでこの解像度を採用した液晶パネルを出してくると予想されます。
”Pixel Eyes”は液晶にタッチセンサーを内蔵したことで、従来は別だったタッチセンサー層が不要になり、ユニット全体の厚みが抑えられて端末の薄型化に貢献します。また、透過率やタッチ感度の向上にも期待が持てます。
Source : ジャパンディスプレイ
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