ジャパンディスプレイ、12.1インチで4K解像度を実現したタブレット用液晶パネルを開発
ジャパンディスプレイ(JDI)は10月23日、12.1インチで4K解像度を実現したタブレット用液晶パネルを開発したと発表しました。
‟4K”は解像度4K2K(3,840 x 2160ピクセル)のことで、現在主流のフルHD(1,920 x 1,080ピクセル)よりも画質が4倍高い。これまでの世界最小4Kディスプレはパナソニックの開発した20インチパネル(画素密度220ppi)でしたが、JDIの開発した液晶パネルはそれよりも大幅に小型で、画素密度は365ppiとRetina解像度とも言えるほどにまで鮮明となっています。
JDIはこの液晶パネルをLTPS(低温ポリシリコン)技術を適用して開発しています。これによって液晶内部に液晶駆動用のドライバLSIを統合可能となり、既存のアモルファスシリコンTFTよりも少ないドライバLSI数で動作することから従来型に比べて消費電力は減り、液晶パネル外枠の厚みも小さくなっています。発表によると額縁寸法は上部・左右は2.0mm、下部は6.8mmとのことです。
Source : JDI
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