ワイヤレス充電 Qi v1.2で充電可能な距離の上限がさらに拡大

投稿日時 8月 1st, 2014 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース
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ワイヤレス充電の国際標準規格「Qi」を策定しているWireless Power Consortium(WPC)が発表した「Qi v1.2」規格では、従来よりもさらに離れた距離でも充電を行えるようになることが判明しました。

Qi規格は、ワイヤレス充電の中でも以前より実用化されている電磁誘導方式を採用した充電規格で、現行のQi v1.1でコイル間の距離は30mm程度が上限とされてきましたが、Qi v1.2では45mmにまで延長されました。

Qi v1.2のレシーバー(充電機器側)は既存のQi v1.1トランスミッター(充電器側)との後方互換性を有しており、市販されているQi v1.1の充電器でも利用することができます。

実用的な距離が伸びたことで、レシーバー側の機器におけるQiコイルの配置の自由度が増し、充電器側も内部に埋め込んだりできるなど、配置の自由度が増し、よりデザイン性を高めることが可能になると考えられます。

Source : WPC