Desire HD 001HTのファーストインプレッション(写真を追加)
まだ入手したてなので大したことは言えませんが、約1日Desire HD 001HTを使った感想をファーストインプレッションとして書いておこうかと思います。
思ったよりもコンパクトだった
まずDesire HD 001HTを手に持った時に思ったのが、予想よりも小さくて薄いということでした。4.3インチというデカいディスプレイを搭載していますが、前面はディスプレイ以外の面積がかなり小さいことからそう感じたのだと思います。
厚さは仕様で11.8mmとGalaxy Sの9.9mmと比べると太いですが、HT-03Aと比べると薄くサイズ的には満足しています。
しかし、筐体の材質がアルミ削り出しということもあってか164gと重く、手に持った瞬間ずっしりとくるものはありました。その為、布団に入っている時に仰向けになって片手で操作することは辛いを感じました。
その点、Galaxy Sは118gと46gも軽いため仰向けになりながらの操作はGalaxy Sの方が良いですね。
Nexus Oneと比べるやはり大きいですね。
片手操作はやや辛い
個人的に物理キーボードを持たない端末では片手操作性を重視しているのですが、4.3インチディスプレイを持つDesire HD 001HTは、端末のかなり下のほうにソフトキーが配置されているため片手操作するときに親指の付け根が若干攣り気味になりました。まあ、この点は慣れの問題が大きいでしょうね。
Galaxy Sのディスプレイと比べるとやや色あせて見える
これまでGalaxy S、Nexus Oneをメイン機として使っていたこともありAMOLEDディスプレイに慣れていたせいか、AMOLEDディスプレイではないDesire HD 001HTのディスプレイの色合いはやや色あせ気味に感じました。
だからと言って見づらいことは無く不満はありません。
タッチパネルの反応、マルチタッチテストは良好
Nexus Oneではよく起こっていた、タップした部分と実際に反応したところがズレてしまう現象、「Multhtouch Visibletest」で2点タッチをしているとそれぞれタッチしている場所が逆転してしまうということは無く、以前Galaxy Sのテスト動画でも紹介したような感じになっているので正直安心しました。
しかし、Desire HD 001HTは4点までのマルチタッチに対応しているのですが、3点タッチからNexus Oneでも起こっていたタッチ位置が逆転してしまう現象に遭遇してしまいました。
4点タッチでゴニュゴニョしているとアプリが悪いのか、ディスプレイが悪いのか判断できないくらい狂ってしまっています。
ただ、通常の使用では2点タッチまでしか使わないしょうから特に問題だとは思いません。
ソフトキーの反応はGood
Desire HD 001HTにはナビゲーションキーとして物理キーは無く全てソフトキーで、タッチするとブルっと震え(タッチフィードバック)ます。
筐体がアルミ素材で出来ているからでしょうか、タッチフィードバックがNexus Oneよりも強く働くため操作感は良いと思います。打てば響く・・そういう感じ。
しかし、Desire HD 001HTのキーの並びはNexus Oneと異なり、左から「ホーム」、「メニュー」、「戻る」、「検索」となっていることから、戻るボタンと思っていたらホーム画面に戻ってしまったなんていうこともありました。これも慣れの問題でしょうね。
全般的に動作における”引っかかり”は感じない
Galaxy Sではいくらプチフリ対策したり、使えるRAMサイズを多く確保したりできるカーネルを使ったり、オーバークロックさせたりしても、任意の場所で「メニュー」、「戻る」ボタンを押してもラグが発生します。
時々反応しなくなることがありますよね?そうかと思ったらブブブと連続して反応してしまったり。
Desire HD 001HTでは今のところそういう現象は起こりません。
メニューの移動やアプリの起動・終了、アプリの切替え時における引っ掛かりが無くなり、そのこともあってかソフトキーはいつでもリニアに反応してくれます。
ただ、これはあくまでGT-I9000(JPO、プチフリ対策、RAM拡張)と比較した感想なのであしからず。
アプリのダウンロードスピードは激速
Androidマーケットからアプリをダウンロード・インストールするときの速さには驚きました。この点はネットワーク、マーケットの混雑ぶりも影響があると思いますが、Desire HD 001HTのダウンロード・インストール速度は他を上回っていますね。
試しにAngry BirdsをDesire HD 001HT、Nexus One、Galaxy Sで同時にインストールして比較して見ましたが、Desire HD 001HT→<2秒>→Nexus One→<3秒>→Galaxy Sという順番でした。
タイミングにもよるので全てがこの差ではありませんが、Desire HD 001HTのアプリダウンロード・インストール速度は速い方だと思います。
やっぱりドルビーモバイル効果か?
Desire HD 001HTにはドルビーモバイルテクノロジが採用されています。イヤフォン経由では迫力のあるサラウンド効果、スピーカー経由では音の篭りをなくして全体的にクリアな音を出すと言われています。
Galaxy Sではイヤフォン経由だとSRS 5.1chのバーチャルサラウンド機能を有効化できますので、それぞれイヤフォン着用時の音質にはそれほど差は無く両者とも良いと思いますが、スピーカー経由だとその差がはっきり分かるくらい違いましたね。
Galaxy SよりもDesire HD 001HTの方が音の篭りが軽減されています。どちらが良い・悪いということは一概には言えませんが、個人的にはDesire HD 001HTの音の方が好きですね。
最後にバッテリーの件
Desire HD 001HTのバッテリーをフル充電にしてバッテリーが切れるまで使ってみました。午後21に充電を完了させそれからの使用なので途中寝ている時間も含みますが、稼働時間は13時間03分11秒で自動シャットダウン。使用時間は5時間17分44秒でした。
バッテリー容量が1,230mAhとNexus One、Galaxy Sと比べると小さいですが、そこそこ持っているのではないかと思います。
Nexus One、Galaxy Sのバッテリーの持ちも大体これと変わらないはずです。(これはきっちり測ったわけではないので自身はありませんが)
ちなみに、Desire HD 001HTのがバッテリー切れのため自動シャットダウンした後のフル充電時間は3時間26分でした。この間電源を入れ、フル充電するまで放っておきました。
ファーストインプレッションのまとめ
とりあえず1日使った感想としてDesire HD 001HTには概ね満足しています。1日しか使っていないので上記のようなある意味上辺だけのことで満足していると言われても仕方ないですが、最低でも損をしたとは思っていません。
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