Nexus 9のブートローダーアンロック方法、CF Rootによるroot化方法
Android 界の有名なハッカーである Chainfire 氏が Nexus 9 を root 化するための SuperSU パッケージと root 化方法を公開してくれました。
こちらの記事で紹介した通り、Android 5.0 端末を root 化するには専用カーネルを準備しなければならないなど手間がかかるようになっています。今回公開された SuperSU パッケージは Nexus 9 用に作成された 64bit 版と専用カーネルを含んでいます。
この記事で紹介する root 化方法では Nexus 9 のブートローダーをアンロックしておく必要があります。Nexus 9 は HTC製ということもあり、ブートローダーはHBOOTを採用しており、Nexus 7やNexus 10から手順が少し変わっています。次の方法は SuperSU パッケージの README テキストの内容を流用しただけで、実際にroot化して確かめたものではありません(手元に端末もありませんし)。なので、root 化する場合は README テキストを参考にしてください。
ブートローダーのアンロック(Qbking77 – Tim Schofield 氏がYouTubeで公開した操作手順動画です)
STEP1:Nexus 9 の「端末情報」→「ビルド番号」を 7 回連続でタップし、「開発者向けオプション」を表示します。
STEP2:「開発者向けオプション」の「USBデバッグ」と「Enable OEM unlock」にチェックを入れて有効にします。
STEP3:Nexus 9 のブートローダーを起動(ボリュームボタン+電源ボタンを 10 秒同時に長押し、または「adb reboot-bootloader」コマンドを実行)
STEP4:(HTC端末なのでHBBOTが起動してきます)ボリュームボタンを使って「FASTBOOT」にカーソルを合わせで電源ボタンを押下します。Fastbootモードになります。
STEP5:(この操作を実行するとデータが消去され、保証も無効になります)PC 上で「fastboot oem unlock」コマンドを実行し、ディスプレイに表示される確認画面で「Yes」を選択。この操作を行うとアンロックされます。
root 化
STEP1:Chainfire 氏の公式サイトから「Nexus9-root-SuperSU-v2.18.zip」をダウンロードして PC 上で解凍します。
STEP2:コマンドプロンプト / シェルで解凍して出来たフォルダに移動し、「fastboot boot inject.img」コマンドを実行します。(inject.img は Nexus 9 専用の SuperSU となる「SuperSU v2.18」のことです)
STEP3:続けて、「fastboot flash boot patched.img」コマンドを実行します。
STEP4:Nexus 9 を再起動します。
Source : Google+
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