Project Araではパルスオキシメーターなどのヘルスケア関連のモジュールも開発中
Google が開発しているモジュール型スマートフォン「Project Ara」はディスプレイやカメラ、バッテリーなどのスマートフォンの主要な部品をパーツごとに交換できるカスタマイズ性の高さが魅力なのですが、モジュールにはこれまでに伝えられてこなかったパルスオキシメーターといったヘルスケア関連のモジュールも開発されているそうです。Project Ara のリーダーである Paul Eremenko 氏が Engadget Expand カンファレンスで明らかにしたと伝えられていました。
パルスオキシメーターは脈拍から血中の酸素濃度レベル(SpO2)を計測するための装置で、Galaxy Note 4 などの一部の機種では既に計測することができます。
Project Ara ではパーツがモジュール化されているので、どういうものであれモジュール化されれば利用できることになるのですが、まだ本体が商品として発売されていないにも関わらず、このような特殊なモジュールまでも開発されていることに少々驚きを覚えます。
スマートフォンを活用したヘルスケア機能・サービスはここ最近で急速に普及してきているので Project Ara でもそういう用途をターゲットにしていることは想定できます。Prject Ara の特性を考えれば普段使わない時にはパルスオキシメーターモジュールを外して別のモジュールを装着しておくとか、従来の完成品スマートフォンのように組み込まれていない場合は諦めるようなことが減ると思います。
Source : Venture Beat
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