Samsung、2015年はスマートフォン機種数を25~30%ほど削減へ
Xiaomi をはじめとした中国メーカーの台頭でスマートフォン市場で苦戦を強いられている Samsung は、2015 年に販売するスマートフォンの機種数を前年比で 25 ~ 30% 削減する方針であることを明らかにしました。
これは 17 (現地時間)に米国・ニューヨークで行われた Samsung の投資家向けイベントで同社の IR 担当専務である Robert Yi 氏が話したことです。
同氏の発言のポイントは次の 3 点。
- 2015 年のスマートフォン機種数を前年比 25 ~ 30% 削減
- 中低価格モデルのブランド化、および大量生産による低価格化を実現
- 高価格モデルでは機能を強化する
同氏はイベントで投資家たちに対し、今年は低価格スマートフォン市場で他社より優位に立つことができなかったことを認め、来年はモデル数を減らすことで価格を下げることが可能になるとしたうえで、グローバル市場での競争力を維持するには価格が重要になると述べました。
それを達成すべく、2015 年は 2015 年よりスマートフォン機種数を 4 分の 1 ~ 3 分の 1 ほど減らす方針だと述べました。一方で、高価格帯のスマートフォンではフレキシブルディスプレイといった革新的な要素が重要になると述べ、高価格帯モデルではさらに機能を強化していく意向を示しました。
Source : Wall Street Journal
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