Sony、2015年度はスマートフォン・タブレットのモデル数を削減、テレビではAndroidを採用
今年も様々な新商品で注目を集めている Sony ですが、直近の業績ではスマートフォン事業の大幅な赤字を記録し、全体の業績も落ち込んでいます。そんな中、10 月に Sony Mobile の新社長に就任した十時裕樹 氏が今後 3 年間の再建プランを投資家向けのカンファレンスで説明した中で、2015 年度にはスマートフォン・タブレットのモデル数を削減する方針を明らかにしたとロイターが報じました。
Sony は先の業績報告の中でも、赤字を挽回するためにリソースの選択と集中を掲げ、低価格モデルを減らす一方で、ハイエンドモデルに集中する方針を示していました。Sony Mobile は再建プランの中で、出荷台数などの規模よりも利益を上げることを優先する方針に切り替え、モデル数を削減することを明らかにしました。
Android がらみで、Sony のカンファレンスではテレビ部門となる Sony Visual Products の社長 今村昌志氏が 2015 年度の主力モデル全てで Android を採用することを明らかにしたそうです。これは驚きですね。Android を採用するのはファームウェアの設計コストを削減するためとされていますが、Google TV や Android TV などの既存の専用 OS を利用するのか、それとも Android をベースに作り込むのかは不明です(たぶん後者の方だと思います)。
Android が採用されるということは、Google Play ストアで配信されているアプリやゲームを利用できるようになると期待されます。
Source : ロイター
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