Nexus Root Tool KitはAndroid 5.0の「端末の暗号化」機能を強制的に無効にすることが可能
Nexus 6 や Nexus 9 など Android 5.0 (Lollipop)で発売された機種は工場出荷時の状態で端末の暗号化機能が有効になっており、設定メニュー上などからは無効にできませんが、Nexus デバイス用の Windows ツール「Nexus Root Tool Kit v1.99」を利用すれば無効にすることができます。
どうやら暗号化機能を無効にするにはカーネルの書き換えが必要になるらしく、Nexus Root Tool Kit では該当機種の暗号化無効の設定のカスタムカーネルを自動的にダウンロードし、書き換えてくれます。このような処理で暗号化機能を無効にしています。
操作方法は Nexus Root Tool Kit を起動し、画面左上の「Change」ボタンをクリックしてデバイスと OS バージョンを接続した端末に合わせます。次に、Advanced Utilities の「Launch」をクリックし、Fastboot Flash の「Boot[Kernel]」をクリックします。
そして、「No-Force Encrypt」をクリックすると書き換え処理が開始されます。処理は自動的に行われ、再起動すると「セキュリティ」メニューの暗号化セクションが無効の状態になっているはずです(Nexus 9 LRX21R の場合は無効になりませんでした)。
Source : YouTube(作業手順動画)、Nexus Root Tool Kitダウンロード先
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