東芝、最大12WのQiワイヤレス充電ソリューションを開発
東芝が最大 12W という従来よりも高い電力でバッテリーを充電できる Qi ワイヤレス充電ソリューションを開発したと発表しました。
東芝は今回、レシーバー IC「TC7765WBG」とトランスミッター IC「TB6865AFG Enhanced Version」を開発。レシーバーはWireless Power Consortium(WPC) Qi 規格の低消費電力版 v1.1 に基づき開発されました。2015 年 1 月下旬よりサンプル出荷が行われ2015 年 6 月より量産が始まる予定です。
市販品の多い Qi v1.0 準拠の製品では、出力は 5V / 1A で、電力は 5W まででしたが、東芝の開発したレシーバーの場合、出力は 7 ~ 12V / 1Aに高められ、最大 12W の電力で充電することが可能になりました。
従来の 2 倍強の電力を実現したことで、Qi ワイヤレス充電に対応したスマートフォンの充電時間の短縮、タブレットやノート PC をはじめとした大型機器への展開の加速にも期待されます。
Source : Business Wire
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