Google、Android版Chrome 41 Beta版にリファラーの情報量を減らして匿名化する新フラグを試験実装
Google が Android 版 Chrome v41 のベータ版に HTTP ヘッダーのリファラー情報を減らして匿名化を図る新フラグを試験的に導入したことが明らかになりました。
新たに追加された「reduced-referer-granularity」は、あるページから別のページにリンクを踏んで移動した際に、移動先サイト(のサーバ)に伝える移動前のページ URL をリファラーと言いますが、このリファラー情報を減らす機能を提供します。
このフラグを有効にするメリットは、完全な URLではなく情報量を減らした URL をリファラーにできることから、例えば、会員サイトやショッピングサイトのセッション ID などの個人や取引を識別でき得る情報を移動先サイトにログとして残さないでおけることです。ただ、フラグ画面には、リファラーの取扱いに関するポリシーが設定されていない場合のみ機能するので、常に匿名化できるわけではなさそうです。
Source : Android Police
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