「YotaPhone 2」のE Inkディスプレイの日光下での視認性をチェック
ロシアメーカー YotaDevices の 2 画面スマートフォン「YotaPhone 2」の背面にある E Ink 電子ペーパーディスプレイの屋外での視認性を、通常の液晶ディスプレイを搭載したスマートフォンと比べてみました。
E Ink ディスプレイは外光を反射して色を表示する仕組みを採用しているので、色はグレースケールとなってしまいますが、文字やアイコン、ボタンなどのディスプレイ上の表示は明るく、かなり鮮明です。
今回は液晶を搭載したスマートフォンの中でも私が一番明るいと思った Xperia Z3 と比較してみました。
見やすさでは、E Ink ディスプレイの方が断然に良いことはわかりきっていることなのですが、実際に比較してみると次の写真のように違いは一目瞭然です。屋内で操作しているかのように見えます。
Google Play ストアの場合。ボタンの位置や文字、アイコン画像は判別できるほどくっきり。しかし、モノクロ表示なので、色合いは判りません。
電子書籍は Kindle リーダー端末並みの見やすさです。書籍中の文章は一字一句読み取れます。
ホーム画面を表示したところ。普通に操作できます。
E Ink ディスプレイが日光下でも見やすいと言っても、その特性上、光のない就寝中や夜間の屋外ではほとんど見えません。バックライトも付いていないので、暗所ではほぼ使い物にならないでしょう。また、YotaPhone 2 はタッチパネルもありますが、表示の切り替わりに 1 秒ほどラグが発生しているので、頻繁なタッチ操作には適していません。
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