SportsTrackLiveを使ってマラソンを走るとHT-03A標準バッテリーは持つか?
日ごろのランニング、ジョギングをする際に最近良く使っているのが、「SportsTrackLive」と言うGPSトラッキングアプリです。SportsTrackLiveの概要や魅力については『HT-03AでGPSライブトラッキングを楽しめる「SportsTracklive」』をご覧ください。
このSportsTrackLiveですが、その大きな特徴でもある『ライブトラッキング』(・・・リアルタイムに位置情報を更新し、外部のユーザでも簡単に閲覧できる事)機能が非常に使えるものなので、HT-03Aユーザでかつマラソン、自転車、トレイルランをされている方にはかなりお勧めするアプリです。一応、有料アプリで5ユーロくらいするのですが、個人的にはそれくらい支払っても良いアプリだと思います。
このアプリを使えば、選手であるHT-03AユーザはSportsTracksLiveを動作させながら走り、一方、その選手を応援するために動向している家族や友人などは、SportsTrackLiveのトラッキング画面を閲覧しながら選手の動きをリアルタイムで追っていけるわけで考えただけでも楽しめること間違いなしだと思います。
しかし、一つ問題があります。
それは、HT-03Aのバッテリーが持つかどうか、と言うこと。
SportsTracksLiveはGPSと3G回線を常時利用することからバッテリーの消耗が激しいということは簡単に想像できます。
そこで、私がいつもSportsTracksLiveを使ってランニングしている経験から、どのくらいの距離、時間だとバッテリー交換や充電をすることなくライブトラッキングできるのかどうかと言うことをお話します。
試しに軽く10kmを50分程度かけて走ってみました。利用時の環境はフル充電、WifiはOFF、同期はON、GPSはもちろんON、画面は消しておく、という状態です。
ちなみに、http://www.sportstracklive.com/track/detail/juggly/Running/fukuoka/5696 がその記録です。
で、走り終わったあとのバッテリー残量を見てみると、「74%」でした。つまり、50分で25%消費すると言う計算。
と言うことは、単純計算でHT-03Aだと200分(3時間20分)間ライブトラッキングできることになります。
これだと、10km、21.0975kmのハーフマラソンだと歩いても完走できる距離だから大丈夫だと思います。
では、42.195kmのフルマラソンだとどうなるか。ランナーの方ならお分かりだと思いますが、3時間20分(サブ3.5以内)のペースで走らないとバッテリーが持ちません。私は何とか大丈夫。
3時間20分以内というと、1kmを4分45秒で走らなければなりません。
結構シビアなタイムですよね。サブスリーランナーは多分余裕で大丈夫でしょう。
ただ、これはあくまで計算上の話で、お使いのHT-03Aのバッテリーの消耗加減やHT-03Aの設定などで十分変わる話です。
もっと切り詰めるなら、HT-03AのCPUを128MHz固定、同期OFF、画面消灯という感じにすれば若干バッテリーの消耗を抑えられるかもしれません。
とはいえ、おそらく3時間半以内(サブ3.5)で走らないとフルマラソンでは使えないでしょうね。
もしSportsLiveTracksをマラソン大会中に利用する際には、標準バッテリーではなく大容量バッテリーにした方が無難だと思います。
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