フラッシュメモリ向けのファイルシステム「F2FS」が暗号化をサポート
フラッシュメモリ向けのファイルシステム「F2FS(Flash-Friendly File-System)」がようやくファイルシステムの暗号化機能をサポートする模様です。
F2FS は、Samsung が中心となって開発した SSD や eMMC、SD メモリなどの NAND 型フラッシュメモリに特化したファイルシステムで、Linux カーネル 3.8 でメインラインにマージされました。特に NAND フラッシュでのランダム書き込みにおいて他のファイルシステムよりも性能が優れていると評価されています。
暗号化のサポートについては、Jaegeuk Kim 氏が今週末に投稿した複数のパッチの情報によって予想されていることで、F2FS は今後、正式に暗号化をサポートすると見られています。
投稿されたパッチによると、F2FS の暗号化をサポートしているのは、ファイルそのもののほか、ファイル名、ファイル属性、シンボリックリンクの情報を含むファイルシステムとしての基本要素。
F2FS は、Moto X などの一部の Android 端末でも採用されており、今後、これらの F2FS を採用した端末でも Android の端末暗号化機能を有効にできるようになると予想されます。
Source : phoronix
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