Sony、音楽配信サービス「Qriocity」をAndroidにも拡大予定、プレステ携帯、Androidタブレットの話も
昨日22日、Sonyが英国やアイルランドで開始した音楽配信サービスに関する発表やインタビューで、Androidにまつわる話も複数あったのでまとめて紹介します。
Music Unlimited powered by Qriocity
まず昨日12月22日、Sonyは英国とアイルランドにおいて、音楽配信サービス「Music Unlimited powered by Qriocity」を開始したことを発表しました。このサービスはUniversal Music Group、Sony Music Entertainment Inc.、Warner Music Group、EMI Musicと言ってメジャーレーベルを始めとする約600万曲もの音楽をストリーミングで再生できると言うもの。
対象端末は、2010年にSonyが発売したBRAVIAテレビ、ブルーレイディスクプレイヤー・ホームシアター、PS3、VAIOを含むネット接続可能なSony製品で、今後Androidを含むSonyのモバイル端末にも対象を広げていくそうです。基本的にSony製品を対象としているようですが、その他の機器・端末でも利用できるようです。
月額使用料は英国では£3.99、アイルランドでは€3.99、また、プレミアムサービスも提供されるらしく、その場合、英国では£9.99、アイルランドでは€9.99。
また、2011年4月から米国において動画配信サービス「Video On Demand powered by Qriocity」を開始すると共に、カナダ、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オーストラリア、ニュージーランドへとサービスを拡大していくとのこと。
プレステ携帯
同日22日、Sony執行役員兼SCE社長の平井一夫氏はロイターなどのインタービューに応じ、PlayStationと携帯電話の融合について、SCEの考えるゲームとAndroidやiPhoneのゲームとの世界観の違いを強調、その上でプレステらしさを取り入れること考える必要があるといった内容のコメントをしたそうです。また、タッチスクリーンの搭載について否定的な感じではなかったものの、PSPにも搭載されているようなフィジカルなボタンも必要という見解を示していたそうです。Sony Ericssonとはここ1年半で加速度的に対話が進んでいる、と期待できるコメントもしていたようです。
SonyとしてのAndroidタブレット
SonyはGoogleとの提携でAndroidを使った情報端末を開発する方針だとか。そのうちタブレット端末はSonyとして商品投入してくと平井氏はコメントでその意向を示していたらしい。
以上3点、Android(主にSony Ericsson端末?)への音楽配信サービスの提供、PlayStation Phone、SonyブランドのAndroidタブレットの話があったようです。
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