「Moto 360(2nd Gen)」開封の儀&ファーストインプレッション

投稿日時 11月 23rd, 2015 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース, ピックアップ記事, ブログ
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国内でも 12 月に発売される予定の Motorola の Android Wear スマートウォッチ「Moto 360 2nd Gen」を米国から調達したので早速開封の儀を執り行います。

Moto 360 は Android Wear スマートウォッチの中で最初に円型ディスプレイを採用してクラシックな外観を再現した製品です。その後継モデルが今回の「Moto 360(2nd Gen)」になります。

Moto 360(2nd Gen)には、男性向け(Moto 360 for Men) 2 種類と女性向け(Moto 360 for Women)、さらに、スポーツ・フィットネス向けの「Moto 360 Sport」が用意されています。私が入手したのは for Men のブラックボディモデルです。

ブラックボディモデルは、ボディ直径が 42mm で、ディスプレイの直径は 35mm です。また、For Men にはシルバーボディで直径が 46mm・ディスプレイ直径 40mm の大型モデルもあります。バッテリー容量や採用バンド幅も違うので、購入する際にはお間違えなく。

Moto 360(2nd Gen)と Moto 360 の大きな違いは、リストバンドの留め具が露出して交換しやすいくなった点、プロセッサが TI 製から Qualcomm 製に変わった点、小型モデルが用意された点でしょうか。大部分は Moto 360 をそのまま継承しています。

それでは早速開封してきましょう。

製品のパッケージングは前作と同様に、クリアカバーで筒状の独特な形状です。同梱品は、Moto 360 本体、ワイヤレス充電器、USB ケーブル、USB 電源アダプタ、取説などの書類です。

冒頭にも触れましたが、Moto 360(2nd Gen)もステンレス素材のメタルケースや円型の液晶ディスプレイを採用しているので、外観は前作とほぼ同じです。

右側面のボタンは 3 時の位置から 2 時の位置に移動し、ボタンの硬さが少し柔らかくなったので、押し心地が改善されました。ちゃんとクリック音もするという感じです。

裏面には心拍センサーが搭載されています。

ディスプレイは約 1.37 インチ 360 x 360 ピクセルの液晶で、カバーガラスにはゴリラガラス 3 が使用されています。小型モデルは前作よりもディスプレイサイズが小さいので、ボディも少し小さめです。

実際に装着してみると、やはり小さくなったなと感じましたが、円型ディスプレイの場合、UI は大きく表示されるので、表示内容が見づらくなったとは全く思いませんでした。

また、操作する場合にベゼルを摘む幅が狭くなったこともあり、アプリを利用する場合に操作しやすくなったように感じました。しばらく使っていると壁や扉にコツンコツンとぶつけしまうのですが、今のところ、ディスプレイやケースに破損は見られません。それなリに頑丈です。

リストバンドは前作のレザーバンドモデルとほぼ同じ素材・質感です。ブラックモデルは本体とリストバンドが黒なので、なんだかホームセンターで売っている安い腕時計のような気がして、リストバンドは別のものに変更したくなりました。運良く Moto 360(2nd Gen)はリストバンドの交換がしやすくなっているので、確実に交換すると思います。

Android Wear の機能は Moto 360 とほぼ同じです。特にセンサーが増えたわけではないので、新しい使い方ができるようになったことはありません。大きく変わったのはプロセッサが TI OMAP から Snapdragon に変わったところです。例えば、側面のボタンを押した時のレスポンスが良くなったなど、一部に動作の改善は認められますが、全体として劇的に速くなったとは思いませんでした。

Moto 360 のスペックは、Snapdragon 400 1.2GHz クアッドコアプロセッサ、512MB RAM、4GB ROM、9 軸センサー(ジャイロ、加速度、コンパス)、光学式の心拍センサー、ライトセンサー、振動モーターを搭載。ワイヤレス通信機能は Wi-Fi b/g、Bluetooth v4.0 に対応。ワイヤレス充電にも対応しています。また、IP67 レベルの防水・防塵にも対応しています。

ライトセンサーがあるので、輝度の自動変更も可能です。

OS は Android 5.1.1 ベースの Android Wear 1.3 です。

音声コマンドで Google Now を利用できます。

心拍センサー付きなので、心拍すを計測できます。

屋外での視認性をチェック。太陽光の下でも文字などは普通に見えるので、視認性は合格です。