日本通信、今後は自社SIMの発行やマルチキャリアSIMの提供などの新事業方針を発表
日本通信は 1 月 22 日、昨年末に総務省より示された MVNO の規制緩和に繋がる新たな方針受け、今後は、自社ブランドの SIM カードを発行することや、複数の携帯会社のサービルを利用できるマルチキャリサービスなどを提供する方針を発表しました。
従来、MVNO 事業者は自社でサービスを提供するのに SIM カードをキャリアより借り入れる必要がありましたが、今回の規制緩和により、自社発行の SIM カードでもサービスを提供することが可能になったということで、上記のような独自のサービスを提供できるようになったそうです。
エンドユーザーによって注目なのは、一枚の SIM カードで複数のキャリアサービスを利用できるようになることです。具体的なサービス内容は公開されていませんが、ユーザーの住んでいる地域の電波状況や端末などによって SIM カードを変更することなく利用するキャリアを選択するようなことも可能になると予想されます。
また、SIM カードを変更することなく、海外キャリアのネットワークを利用できるかもしれないなど、ユーザーにとっては徐々に利便性が向上しそうです。
同社は規制緩和を受けて、自社の立場をこれまでのいち MVNO 事業者から、パートナー企業向けの SIM カード事業や法人向け事業を主体とする「MSEnabler」に移行するとも述べています。
Source : 日本通信
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