ZenFone ZoomとZenFone 2の外観・構造を比較
ASUS の ZenFone Zoom と ZenFone 2 の外装を比較してみました。
ZenFone Zoom は CES 2015 イベントにおいて、既に販売中の ZenFone 2 と同時に発表され、また、外観も似ていることから兄弟モデルだと認識されていると思います。しかし、外装の作りは大幅に変更されていました。
背面のカメラユニットのデザインが違うのは発表時のプレス画像などで容易に確認できます。この点を除けば、バックカバーとフレームが大きく変わっています。
正面のデザインはほぼ同じです。ただ、ZenFone Zoom(左側)の方が ZenFone 2(右側)よりも少し大きいことがわかります。
バックカバーの比較。どちらもプラスチック製のバックカバーと本体から外せます。カバーの表面を見ると、処理の仕方が全然違いますよね。ZenFone 2 のバックカバーはフラットです。一方、ZenFone Zoom のバックカバーはテクスチャーパターンが施してあり、レザーの外観を再現しています。また、ZenFone Zoom には下部にわずかなグリップが設けられています。
別の大きな違いはフレームです。ZenFone 2 はプラスチック素材を使用していますが、ZenFone Zoom ではフルメタルに置き換わっています。メタルフレームに変わったので高級そうに見えるようになり、全体のきしみも減ったので剛性が向上したように感じました。また、電源ボタンの位置が右側面に移動し、押しやすくなっています。
電源ボタンが移動したので、上部にはヘッドホンジャックとセカンドマイクしか残っていません。
実機を見て分かったのですが、ZenFone Zoom にはフレームの一部がストラップホール化しています。ストラップを付けても外れることはないでしょう。
ZenFone Zoom の外装は ZenFone 2 から改良されたと言えますが、本体が少し大きくなり、アルミフレームに変わったことで両端の厚みも増えました。そのため、個人的には片手での持ちやすさが悪化したと感じました。
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