NTTドコモ、第5世代移動通信システム(5G)の通信試験で10Gbpsを記録
NTT ドコモは 2 月 22 日、エリクソンと共同で行った第 5 世代移動通信システム(5G)のデータ通信試験において、下り最大 10Gbps を記録したと発表しました。
5G は、3GPP が 2018 年までに仕様の完成を予定している次世代の移動通信システムのことで、NTT ドコモは今回、連続した帯域を確保しやすい 15GHz 帯の電波を用いて、屋外の試験環境で最大 10Gbps を記録したほか、同一環境下で 2 台分の通信試験を行ったところ、20Gbps 以上の通信速度を記録したとしています。
10Gbps は、5G におけるピークスループットの要件になると見られている通信速度で、両社もこの通信速度を目標の一つと位置づけています。
今回の試験では、マルチビーム MIMO を利用したことでこの速度を実現しています。また、ビームフォーミングにより基地局から電波を送信したことで、基地局から 70m 以上離れた端末でも 10Gbps の速度を実現しています。
Source : NTT ドコモ
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