GSMA、AndroidにおけるRCSサービスの共通化・標準化を目指すプロジェクトのローンチ、Googleと47の携帯事業者らが参加
GSM Association は 2 月 23 日、RCS(Rich Communication Service)の普及を加速させるために、Google と世界 34 カ国・47 の携帯事業者が參加して Android における RCS フレームワークの共通化・標準化を目指すプロジェクトのローンチを発表しました。
RCS は、古くから利用されている電話や SMS / MMS に続くキャリア間の通信サービスのことで、携帯キャリアの SMS に変わる次世代コミュニケーションツールになると位置づけられています。例え、グループチャット、高画質写真のシェアリング、見ている WEB ページの同時閲覧などです。
RCS では、IP マルチメディアサブシステム(IMS)をベースに通信するのが基本となっており、GSMA が主導して標準化を進めています。
今回のプロジェクトは Android 端末での RCS のインフラとクライアントアプリを共通化・標準化しようという取り組みでです。
プロジェクトでは、GSMA が策定した仕様をベースに用意された汎用の RCS プロファイルと Google より Android 用の RCS クライアントアプリが提供され、參加企業はこれを採用することに合意しています。こにより、事業者は Android 向けにオープンで一貫性のある、世界で相互運用可能な RCS メッセージングサービスを提供することが可能になります。
また、RCS のグローバル展開時にはキャリアが自前の構築したインフラを利用するのか、Google 傘下の Jibe が構築した RCS プラットフォームを利用するのかを選択できるようになっています。
Source : GSMA
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