LGの全天球カメラ「LG 360 Cam」では70分程度の動画撮影が可能
LG は 3 月 2 日、先月の MWC 2016 イベントで発表された全天球カメラ「LG 360 Cam」について、Google のストリートビュー対応カメラであることを明らかにし、さらに、同製品の主要スペックを公開しました。
LG 360 Cam は、200 度レンズを持つ 2 つの 1,300 万画素カメラを対に搭載したスティック型カメラです。手に持って撮影すると、全天球パノラマ動画・写真を撮影できます。
この製品がストリートビュー対応製品であることは MWC 2016 での発表の際に明らかにされていますが、LG 今回のプレスリリースでより詳細な情報を公開しています。
LG 360 Cam ではストリートビューの標準方式となる「OSC(Open Spherical Camera)API」を採用したことにより、ストリートビューとの互換性を実現しています。つまり、ストリートビューアプリから LG 360 Cam の撮影が可能ということです。
ストリートビュー写真の撮影後、画像のファイルを変換することなくストリートビューのアプリを通じてアップロードすることができます。
また、LG 360 Cam は Google ストリートビューの公式サイトで認証カメラとして紹介されます。
LG はこのほか、LG 360 Cam のフルスペックも公開しています。それによると、上記のほかに 8GB ROM、Micro SD カードスロット(最大 2TB)、2K 画質の動画撮影機能、3 つのマイクによる 5.1ch サラウンドの音声録音に対応。筐体サイズは 40 × 97 × 25mm、質量は 76.7g です。
LG 360 Cam のバッテリー容量は 1,200mAh で、これで動画を 70 分以上も撮影できるそうです。VR カメラで有名なリコーの「THETA S」が仕様では 25 分前後の撮影時間なので、LG 360 Cam は THETA S の約 3 倍の動画撮影が可能ということになります。
Source : LG
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