Microsoft、スマートフォンの操作をよりスムーズにする「プリタッチセンシング」技術を開発
Microsoft Research がスマートフォンの操作をよりスムーズにする「プリタッチセンシング」技術を開発していることを明らかにしました。この技術は 5 月 7 日に米国で開幕する ACM CHI 2016,カンファレンスで披露される予定です。
プリタッチセンシング技術は、スマートフォンの持ち方や握り方、画面に指が触れる時間や場所を基に、アプリのユーザーインタフェースを最適化するというものです。簡単な例では、端末を横向きに持つだけで UI を回転させて端末の向きに合わせます。
Microsoft Research が開発したビデオプレイヤーを利用したデモでは、左手で端末を持って右手で画面に触れると動画再生のコントロール画面が中央に表示されますが、端末を持った手でタッチ操作すると、画面の右側にコントロール用の UI を表示します。この持ち方では、ボリュームスライダーは上下のスライドではなく、ダイヤル式に変化するなど、持ち方によって UI の形状までも変化させます。
この技術は、ビデオプレイヤーだけではなく、WEB ブラウザのリンクやテキスト選択などの操作、SNS アプリ上のタッチ操作などにも適用可能とのことです。
Source : Microsoft
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