MMD研究所、スマートフォンへの依存度に関する実態調査結果を公開
MMD 研究所は 5 月 20 日、近年社会問題化しつつある「スマートフォン依存」に関して、ネットアンケートに基づく実体調査の結果を公開しました。
今回の調査では、15 ~ 59 歳のスマートフォンユーザー男女 553 人を対象にインターネットでアンケートが行われ、自分がスマートフォンに依存しているかどうかを質問したところ、「かなり依存している」と回答した人は全体の 18.8% で、「やや依存している」と回答した人は 52.6% でした。合計すると 71.4% の人が多かれ少なかれ依存していると自覚していることが分かりました。
年代別では、10 代が 21.6%、20 代が 26.4%、30 代が 21.8% と、報道等では 10 代のスマートフォン依存がフォーカスされていますが、意外にも 20 / 30 代の方が依存していると自覚している人の割合は多かったのです。この割合は各世代における意識の違いも反映されるでしょうから、20 代が最も依存しているとは言えません。
スマートフォンへの依存度を客観的に把握できる要素としては、一日の使用時間が挙げられます。MMD の調査で最も多かったのは「2 時間未満」の 20.3% でしたが、「かなり依存している」と回答した人に絞ると、「7 時間以上」と「5 時間」未満の割合だけが依存度全体を上回っていました。これが意味するのは、依存度が高いと自覚している人の 4 割ほどは少なくとも 4 ~ 5 時間は使用しており、そのうち半数は 7 時間以上も使用していることになります。
Source : MDD
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