Samsung、全デバイスのOSをTizenに変更することを検討か?
Samsung がスマートフォンを含む全ての自社製デバイスで使用するオペレーティングシステムを Tizen に変更することを検討していると、Korea Times が Samsung のとある上級高官からの情報として伝えました。
報道によると、その幹部は、Google への高い依存から開放されることを目的に、将来的に使用する OS を同社が中心となって開発を進めている Tizen に切り替えることを検討しているというのです。
Android はオープンソースなオペレーティングシステムだというものの、実質的には Google の規定を守られなければならず、縛りは強いと言えます。
Samsung の幹部は、「もし自前のエコシステムが無ければ将来はない、Tizen はモバイルデバイスだけを対象にしてはいない」と汎用性の面では Android よりも優位であることをアピールしました。
Samsung は年間で 2 ~ 3 億台のスマートフォンを出荷しており、現在はそのほぼ全てに Android を使用しているので、OS を切り換えるのはそう簡単にはいかないはず。
もし Samsung が全てのデバイスを Tizen に乗り換えると、Android の高いシェアは維持できなくなるので、Google にとっても由々しき問題です。推測ですが、Samsung はこれを Google に対する何らかの取り引き材料にするために、このような計画を立てていることも考えられます。
Source : Korea Times
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