Intel、来年にも10nmのARMベースのSoCを量産へ、LGスマートフォンに搭載される見込み
Intel は 8 月 16 日(現地時間)、米国・サンフランシスコで行われた Intel Developer Forum(IDF)で、モバイル分野でライバルとなる英 ARM より 10nm プロセスの CPU コア IP のライセンス提供を受けて、来年にも LG のスマートフォンに搭載される SoC の量産を開始する計画を明らかにしました。
スマートフォンやタブレット向けの Atom SoC から撤退を表明したばかりの Intel にとって、ARM ベースの SoC を開発することは大きな変革が起きたことになります。
Intel は ARM から Artisan Physical IP と POP IP のライセンス提供を受けて、10nm プロセスのファウンドリ事業を展開します。ここでは LG から受注したスマートフォン向け SoC の量産を行う予定です。その SoC は来年の LG スマートフォンに搭載されると言われています。
LG は昨年末にも Intel と ARM ベースの SoC「Nuclun 2」を開発している伝えられていますが、Nuclun 2 は未だ発表されていません。おそらく、当時の噂で伝えられた SoC は今回発表された Intel の 10nm SoC に変わったものと見られます。
Source : theregister
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