BlackBerryは9月28日にもハードウェア事業からの撤退を表明??
収益改善の見通しが立たたず依然低迷を続けている BlackBerry が、今月 28 日にハードウェア事業からの撤退を表明するのではないかと、カナダの WEB サイト The Motley Fool が伝えています。
この噂は、同サイトが市場の動向や BlackBerry とその周辺の動きから推測していることで、撤退を表明したという事実はありません。
同社の CEO である John Chen 氏は以前、赤字の大きな要因となっているハードウェア事業を今後も継続することに意味があるのかどうかの判断を今年 9 月までに下すと表明しています。現在までに Chen 氏はこの課題に対する答えは出していませんが、9 月 28 日(現地時間)に行われる同社の第二四半期決算発表の際に言及すると見られています。
BlackBerry がハードウェア事業からの撤退を検討している理由は BlackBerry 端末のシェア激減に伴う赤字や研究開発費の 65% をハードウェア部門に割り当てられているなどのコスト問題から投資家たちから撤退を迫られているからです。
昨年下旬から BlackBerry は Android に乗り換えるなど、事業を大きく転換しましたが、前回の四半期の出荷台数は、その前の四半期よりも 10 万台少ない 50 万台と、改善の兆しすら見えていません。
最近発売された Android モデルの第二弾 DTEK50 にいたっては世界で最もセキュアなスマートフォンと言いつつも、中身は Alcatel のハードウェアを自社ブランド化して、ファームウェアを自社のものに書き換えただけというものでした。
BlackBerry の現状とこれまでの動きから推測すると、ハードウェア事業は現在の形では続けられないはず。おそらく、スマートフォンを販売することは継続しつつも、DTEK50 方式で端末を調達していくのでないかと見られます。
Source : The Motley Fool
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