ZenFone 3 Zoomカメラのギミック
ASUS が CES 2017 で発表したズームレンズ付きスマートフォン「ZenFone 3 Zoom」は以前発売された「ZenFone Zoom」とは異なり、稼働式のレンズは搭載していません。ではなぜ “Zoom” と命名されたのでしょうか。
ZenFone 3 Zoom は背面に 2 つの 1,200 万画素カメラを搭載しており、それぞれのカメラには焦点距離の異なるレンズが付いており、撮影に使用するカメラを切り替えることで擬似的に光学ズームを再現しています。iPhone 7 Plus や LG G5 などと同じ仕組みです。
メインカメラのレンズは 25mm と iPhone 7 Plus の 28mm よりも少し広角で、望遠側には 56mm レンズが付いています。単純計算で倍率は 2.24 倍です。
実際にはカメラアプリでプレビューをズームするだけで自動的にカメラが切り替わるので、ズーム操作に面倒な設定などはありません。また、ZenFone Zoom のように、デジタルズームを組み合わえると、最大 12 倍のズームが可能です。
※ 2 分 10 秒からカメラのデモ
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